【2025.4月度】Appsアップデート情報

顧客の振込確認を自動化できる銀行振込による決済受付機能「オート銀行振込」[Stripe/UnivaPay対応]

Apps(アップス)の『決済ページ作成App』における「オート銀行振込」の機能説明と導入方法です。

概要とページの見た目

オート銀行振込機能とは

商品の支払いを銀行振込に対応する際、入金確認をシステムで自動化できる機能です。顧客の振込先口座は販売者の振り込み口座ではなく、決済代行会社(StripeやUnivaPay)が用意した口座になります。

解決できる課題

  • オンラインで販売している商品を銀行振込支払いに対応したい
  • 顧客が振り込んだかどうかの確認をシステムで自動化したい
  • 振り込んだ顧客に自動で支払い完了メールを送信したい

対応表

本機能は下記の決済タイプ・決済プラットフォームに対応しています。

StripeUnivaPay
(プランU)
UnivaPay
(プランU Pro)
1回払い⚪︎不可⚪︎
定期払い⚪︎不可⚪︎
毎月払い
(回数制限付き)
×不可×
UnivaPayでご利用の場合はオート銀行振込オプションにお申し込み頂いている必要があります。

現時点で未実装の部分(×の部分)で本機能を利用したい場合は個別カスタマイズ(有償)をご検討ください

ページの見た目

決済ページサンプル

管理者向け設定画面

事前準備

本機能はプラットフォーム(Stripe・UnivaPay)管理画面での事前設定が必要です。また、Appsと決済プラットフォームのAPI連携が完了している必要があります。

Stripeの場合

Stripeの管理画面にログイン

必ずログインした状態でアクセスしてください。

「決済手段」というページが表示されます

このページの下の方に「銀行振込」があります。

「銀行振込」という項目の「アクセスをリクエストする」をクリック

クリックするとページの上の方に「銀行振込」が移動します。

「銀行振込」の項目の右側の「設定」をクリック
「自動(推奨)」にチェックが入っていればOK

初期設定が自動(推奨)なので特に変更の必要はないですが念のために確認してください。以上でStripeの事前設定は完了です。

UnivaPayの場合

UnivaPay管理画面にログイン
サイドメニュー「ウェブフック」をクリック

「新規作成」という青いボタンをクリック
ウェブフックの情報を入力
  • URL…https://admin.theapps.jp/webhook/univapay/apps を入力してください
  • 利用店舗を指定する…チェックを入れてください
  • 店舗…利用する店舗(商品)を選択してください
  • Authorizationヘッダー…何も入力しないでください
  • トリガー…「課金情報/ステータスの更新」と「課金」にチェックを入れてください
「作成」という右下の青いボタンをクリック

以上でUnivaPayの事前設定は完了です。

導入方法

決済ページの支払い方法に銀行振込を追加する方法を解説します。

1回払いの場合

Apps管理画面にログイン
サイドメニュー「決済ページ作成 » 1回払い」をクリック

「オート銀行振込」は決済プランの作成・編集ページに自動的に実装されます。

「新規プラン作成」という緑のボタンをクリック

既に作成済みのプランを使う場合は「編集」をクリックしてください。

ページ下部の「拡張機能の設定をする」をクリック

「支払い方法 »オート銀行振込」をクリック

オート銀行振込のプラットフォームを選択

プラン編集ページのメインエリア「銀行振込」で決済プラットフォームを選択してください。

  • Stripe…Stripeの銀行振込サービスを利用します
  • UnivaPay…UnivaPayの銀行振込サービスを利用します
振込先通知メール」の件名・本文を入力

プラン編集ページのサブエリア「オート銀行振込」から購入した顧客に振込先口座をお知らせするメールの件名と本文を入力してください。

本機能の専用メールタグ

  • ${bank_information}…決済プラットフォームが自動生成した振込口座に置換されます
  • ${transfer_deadline}…この後で設定する支払い期限に置換されます
  • ${transfer_price}…振込金額に置換されます

その他のメールタグについてはメールタグ一覧をご確認ください。

「支払い期限」を入力

1〜28の数字を入力してください。(例:10と入力した場合…購入から10日後が振込期限となります)

支払い期限が過ぎた場合、購入日から起算して28日後まで毎日催促メールが送信されます。

振込催促メール」の件名・本文を入力

支払い期限を超過した際に顧客に自動送信する催促メールのの件名と本文を入力してください。

そのほか必要情報を入力してページ最下部の「作成」ボタンをクリック

以上で設定は完了です。

定期払いの場合

Apps管理画面にログイン

ログインページ

アカウント作成がお済みでない方はこちら

サイドメニュー「決済ページ作成」をクリック

インストールがお済みでない場合はまずはマニュアルをご確認ください。

「新規プラン登録」をクリック

作成済みのプランに適用したい場合は「編集」ボタンをクリックしてください。

基本情報を入力する
「オート銀行振込」を設定する

「拡張機能」→「支払い方法」内にあります

  • 銀行振込
  • 振込案内メールの送信タイミング
  • 振込案内メール件名
  • 振込案内メール本文
  • 振込リマインドメールの送信タイミング
  • 振込リマインドメール件名
  • 振込リマインドメール本文
「更新」という緑のボタンをクリック
一覧画面から「決済フォームURL」をコピーし利用する

コピーの際は必ずコピーアイコンからコピーしてください。詳しく

テスト決済方法

Stripeの場合

StripeではStripeの管理画面上で架空のお金の入金することでテスト決済ができる仕組みがあります。

Appsで作成した決済ページ(テスト環境)から銀行振込で商品を購入

Stripeの管理画面にログイン

右上の「テスト環境」をクリック
サイドメニューの「顧客」をクリック
テスト決済したアカウントをクリック
「支払い方法」という項目の右側の「➕」ボタンをクリック
「現金残高に資金を追加(テスト環境のみ)」をクリック
テスト決済した金額を入力して「資金を追加」をクリック
購入完了メールが飛びます

UnivaPayの場合

UnivaPayはテスト環境が用意されていません。テストする場合は100円などでテストプランを作って本番環境で実施してください。

振込期限について

オート銀行振込の振り込み期限について下記をケースを例に解説します。

顧客が購入・申し込みした日2025/03/13
振込案内メールの送信タイミング7日前に設定
振込リマインドメールの送信タイミング2日前に設定

「請求スケジュール」が「即時」の場合

振込案内メールに記載される振込期限2025/03/20
(購入・申し込み日時+振込案内メールの送信タイミングで設定した日数)
振込期限日に顧客にメールは送信されません
振込案内メールの送信日
(バーチャル口座作成日)
2025/03/13
振込リマインドメールの送信日2025/03/18
(振込期限の2日前)
バーチャル口座がクローズする日2025/04/10
(振込案内メールの送信日から28日後)
「即時」の場合は「振込案内メールの送信タイミング」で入力した日数を加えた日が振込期限となります

無料お試し期間を設定している場合

例えば今回のケースでお試し期間を「10日」に設定している場合、お試し期間終了日である3月23日が振込期限になり、振込案内メール送信日は3月23日から振込案内メールの送信タイミングで設定した日数を引いた2025/03/16になります。

「請求スケジュール」が「毎月1日」の場合

振込案内メールに記載される振込期限2025/04/01
振込期限日に顧客にメールは送信されません
振込案内メールの送信日
(バーチャル口座作成日)
2025/03/25
(振込期限の7日前)
振込リマインドメールの送信日2025/03/31
(振込期限の2日前)
バーチャル口座がクローズする日2025/04/22
(振込案内のメール送信日から28日後)

振込案内メールの送信日より振込期限が先にきてしまう場合

例えば今回のケースで請求スケジュールが「15日」の場合、振込期限は3月15日になります。この場合は3月15日に振込案内メールが送信されバーチャル口座が作成されます。また、リマインドメールも2日前設定のため差分の日数がないため送信されません。

バーチャル口座が「作成される日」「クローズする日」は変更できません。

入会金と月額が同日に請求される場合、顧客の振込手数料が2重に掛かることを避けるため、振込案内メールはまとめて1通(合計金額)になります。

定期払いの場合は上記が繰り返されるイメージです

口座クローズ後の対処方法

顧客から振込がないままバーチャル口座がクローズされてしまった場合、その取引は「決済エラー」というステータスになります。決済エラーとなった請求は、Apps管理画面の顧客詳細ページから再度、振込案内メールの送信ができます。このときも、振込期限は送信した日+「振込案内メールの送信タイミング」です。

Discord連携しているプランでは、決済エラーのルールが実行されます。

振込金額超過・不足時の対処方法

銀行振込によるお支払いはカード決済とは違い、購入者が手動で入金するため振込金額を間違えるというトラブルが発生します。その際の対応方法について解説します。

振込金額が多い場合(超過)

実際の商品代金よりも多い金額が振り込まれた場合、Appsから販売者に「銀行振込お支払い超過のお知らせ」メールが届きます。販売者は購入者に超過分を返金する必要があります。

Stripeで返金する方法

Stripeは超過分はStripeに超過支払い分としてプールされた状態になります。これを一度売上として入金処理を行い、その上で購入者に超過分を返金する必要があります。

  1. Apps管理画面にログイン
  2. 超過支払いをした顧客の取引詳細ページを開いてください
  3. 「超過分を入金する」というオレンジのボタンをクリック(超過分を入金したときに、Stripeの手数料を差し引いた金額が入金されます)
  4. その後、必要に応じて購入者に超過分を返金してください

UnivaPayで返金する方法

UnivaPayはStripeとは異なり、超過分も含めてダイレクトに売上として入金されますので、必要に応じて購入者に超過分を返金してください。

振込金額が少ない場合(不足)

振込金額が少ない場合、販売者には金額が不足している旨、メールが届きます。顧客がそのメールを確認し、手動で振り込まれるのを待つ必要があります。適宜必要に応じて催促するのが良いと思います。

よくあるご質問

Appsではカード決済はUnivaPay、銀行振込だけStripeといったような使い分けは可能ですか?
はい、可能です。

以上

決済ページ作成-マニュアル

初心者向け記事

標準機能

Apps管理画面のサイドメニューに表示されている機能です。

拡張機能

決済ページ作成(編集)画面のサブエリアで設定できる機能です。

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