下記が審査用販売サイトのサンプルになります。デジタルコンテンツの場合は下記のように何を顧客に提供しているのか明確に記載する必要があります。
審査用販売サイトはこのぐらいシンプルなほうがいいです。余計なことを書いてはいけませんし、画像も一切いりません。少なくともLPのような派手な画像や煽り文言の入ったページは使わないようにしましょう。この1ページのサイトで審査を出し、200万円の商品の審査を通過した方もいます。無料のサイト作成サービスなどを使って作っても構いません。
もちろんご自身の既にあるホームページにこのページを記載してもいいですが、上記ページから乖離すればするほど審査通過難易度は上がると思ってください。
もし1ページだけのサイトで作る場合は、ページ下部に特商法、プライバシーポリシーの順に入力してください。ただ、基本的にはページを分けたほうがいいです。手引きにある特商法とプライバシーポリシーのテンプレートをお使いください。
特商法は「名前」「住所」「電話番号」が必須です。これらは「請求者から開示請求があった場合、遅滞なく開示します」と書いていれば非表示にしてもいいという特例がありますが、表示していないと審査に落ちたり凍結リスクが上がったりすることもあります。少なくともカード審査申し込み時は全て公開した状態にしておくのが良いでしょう。
決済代行会社から見て、「このページから販売している」と確実に思われるように作りましょう。価格及び決済フォーム(顧客がクレジットカード情報を入力できるページ)が確認できる必要があります。ただし、審査通過前はまだ決済フォームのリンクが生成できていないので、とりあえず購入ボタンや「購入する」のテキストを設置する形で大丈夫です。
デジタルコンテンツを販売する際、成約率や顧客満足度を上げる目的でサポート期間を「無制限」と記載する方がいますが、これはNGです。サポート期間は原則6ヶ月以下じゃないと審査に通らないと考えてください。「サポート期間内無制限」という表記はOKです。
カード会社が現在最も注意深く審査しているのが「個人向けの情報商材」です。副業や起業という文脈で会社員、主婦、学生などをターゲットにしている商品は審査難易度が高いでしょう。ですので例えば稼げるコンサルティングサービスなら、ターゲットは事業者なわけですから「事業者向けの商品」と確実に思われる記述をしましょう。少しでも「この商品もしかしたら個人向けかも」と思われたら審査にマイナスになるということを理解しましょう。稼げる以外のジャンルも効果を保証するような書き方は絶対にやめてください。「審査担当者に誤解されるような書き方をしない」を徹底しましょう。とはいえ明らかに個人向けの商品を無理に事業者向け商品にする必要はありません。まずはサイトを完成させて目視チェック依頼をしてください。
- 稼げる系(事業者をメインターゲットにしましょう)
- 投資系(座学のみならOK事例ありだが最難関ジャンルの一つ)
- 恋愛系(結婚相談はOK・人間関係改善ならセーフ・ナンパなどの言葉を使うとNG)
- 健康・ダイエット系(パーソナルトレーニングや資格を持ってるなら通りやすい、持ってなくてもとりあえず出してみるのはアリなジャンル)
※これらのジャンルで申請する方は必ずご相談ください
- せどり、転売、物販、ブランド販売
- モテる
- 0を1にする
- 初心者でも稼げる
- (学生・主婦・会社員でも)起業できる
- 稼げる
- 短期間で儲かる
- 投資シグナル教えます
- 病気が治ります
- お客様の声(再現性を100%保証できない購入者レビューを記載するのはやめましょう)
- 全額返金保証(顧客満足度向上のために書きたいのは分かりますがカード会社は返金リスクのある商品とみなします)
※これらは全て目安です。これらを回避したからといって必ず審査が通るわけではありませんし、記載していても審査に通ることもあります
申請前サイトチェックを必ず依頼してください。
この時点ではサイトに不備があっても審査に一切影響しませんのでご安心ください。
ただし、サイトは一度ご自身で完成させてからお送りください。
申請前チェックをご希望の方はサポートコミュニティから「Appsログインメールアドレス」と「サイトURL」を送ってください。
最近高額商品への勧誘の取り締まりが厳しくなっています。例えばですが、ワンコインや無料のフロントエンド商品でリストを取り、高額なバックエンド商品を強引に販売するという手法を使うと逮捕される事例が増えています。「特定商取引法違反(目的隠匿勧誘など)の疑い」という容疑になります。つまり、フロントエンドを販売する前にバックエンドの価格を含めた詳細な情報は開示しておかないといけないということです。審査用販売サイトには必ず販売する商品の価格は全て表示させておきましょう。
何度もいいますが、審査は誤解を招く表現を排除することが重要です。SNSやLINEなどは口語的な投稿が多くなり、過激な表現が多くなりがちです。みだりに販売サイトからリンクしないようにしましょう。
審査用販売サイトはLPではなく、公式サイトの商品ページのように商品の情報がシンプルかつ適切に書かれている必要があります。
LPとはランディングページのことですが、ランディングページというのは公式サイトとは別に販促のために作るページのことです。販促に使うということはマーケティング、つまり需要喚起のために煽り文言などが多くなり、怪しい商品に見えやすいというのがあります。
また、カード会社の審査担当者の視点に立って考えてみてください。彼らはみんなただの会社員です。もし自分が分からない分野の商品LPが送られてきたとして、無理に審査を通そうと思うでしょうか?自分の責任にならないように審査を落とすのが合理的な行動ですよね。サイトをシンプルに情報だけにしてあげるというのは審査担当に迷惑をかけず、サラッと通してももらうという意図です。余計なことを含めるとそれだけ担当者が自分で判断しないといけない材料が増えてしまうので、ネガティブな評価になる可能性があります。それを避けるということですね。
カード会社の審査は商品の内容が最も重要であり、独自ドメインじゃないと通らないなどはありません。例えばホームページ無料作成サービスなどを使っても構いません。その場合は同ページに特商法やプライバシーポリシーを書いても構いません。ただし、100万円以上の商品を販売する場合は審査が厳しくなりますのでWordPressなどでしっかりコーポレートサイトを作ることをオススメします。もちろん100万円以下でも1ページのサイトよりはコーポレートサイト型のほうが審査担当者の心象は良いでしょう。ただこのあたりはケースバイケースで100万円以上なら必ずコーポレートサイトじゃないと審査に通らないというわけではありません。今までの統計からの見識ですので最終的には販売者様にてご判断ください。コーポレートサイト型を作りたいけど自分で作れないという方はAppsのオプションサービスをご検討ください。