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『生きる』人々へ希望と勇気を届ける活動を続けています

Profile

生きる活動家

くぼ

大手企業で営業として18年勤務。その傍ら個人で社外コミュニティにも多数参加し、X (旧Twitter)を中心としたSNSで幅広い交流関係を持つ。その経験や人脈をいかし、人のリアルな出会いに繋げていく活動をしていたが、2024年8月に「スキルス胃ガン」告知を受ける。わずか14日で緊急手術を行ない、無事に胃の全摘出。自らの闘病リアル体験を元に「勇気と希望を届け、病を持つ人々が前向きに挑戦できる社会を築く」という、新たな挑戦を始めている。

01
病を経験したことで、生きることや死ぬことに対する考え方はどのように変わりましたか?

これからどう生きて死ぬかを初めて深く考えました。

ガンという病気を経験する前の私は、毎日の生活や仕事に追われ、その場を楽しむことに精一杯で、” 今日 ” を丁寧に「生きる」ことの重要性を見失っていました。しかし、スキルス胃ガンという現実に直面、「6%」…生存率という数字と向き合ったとき、生きるとは何か、これからどう生きて死ぬかを初めて深く考えました。

自分が本当にやりたいことは何か?
人にどんな影響を与えたかったのか?を自問自答する日々。その結果、『生きる』とは、ただ息をしていることではなく、誰かのために、自分のために何かを成し遂げようとする意思そのものだと気づきました。そして、『死』は終わりではなく、その意思が誰かの心に引き継がれていくことで、新たな何かを生むきっかけになると捉えています。

この経験から、私は「自分の生きる意味を誰かに伝え、その人の人生に少しでも勇気や希望を与えること」を人生の使命だと思うようになりました。

02
今後特に力を入れていきたい活動や実現したいビジョンはどのようなものですか?

NPO法人の設立を通じてキッカケを与えられたら

これから私は『生きる活動家』として、自身の経験を基に、人々に健康や希望を届ける活動を進めていきたいと思っています。特に、NPO法人の設立を通じて、胃がん患者やその家族、さらには健康な方々にも『一歩踏み出す勇気』のキッカケを与えられたらと考えています。

具体的には、講演会の企画を軸に活動を展開します。講演会では、病気の経験談やそこから学んだ人生の教訓を共有するだけでなく、来場者が自身の人生を見つめ直し、明日からの生き方を変えるきっかけになるような内容にしたいです。また、書籍出版も目指しており、そこでは私が経験した『病気と向き合う日々』だけでなく、そこから得た『生きる力』をストーリー仕立てで伝える予定です。

NPO法人の立ち上げに関しても、活動の一環として、下記のビジョンを掲げています。

①患者と家族をつなぐ場の提供:サポートグループや情報共有の場を作り、孤独を感じさせない仕組みを作ります。

②健康意識の向上:一般の方々にも予防や検診の大切さを伝え、健康的な生活習慣の啓蒙を行います。

③希望を与える仕組み:勇気を与えるストーリーやイベントを通じて、多くの人がポジティブに前進できる環境を整えます。

これらの活動の根幹にあるのは、” 私自身の命の意味を誰かの生きる糧に変える ” という信念です。多くの人に感動を届け、共に生きる喜びを分かち合える未来を築くため、これからも挑戦を続けていきたいと考えています。

03
最後に

立ち止まっている人々の背中を押す存在になりたい

ガンになり、一歩踏み出す勇気の大切さを知りました。私の人生はこの経験で大きく変わりましたが、この変化を無駄にしたくない。講演会やNPO法人の活動を通じて、私と同じように悩み、立ち止まっている人々の背中を押す存在になりたいと思っています。

「命」は有限であることを意識したからこそ、一日一日を大切に生き、誰かの人生に影響を与える行動を続けたい。これからも、多くの人とつながり、共に前進していける未来を創造していきます。

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