リード文
2025年最新版の「マリオットボンヴォイアメックス」は、旅行好きやホテルステイを重視する方にとって、最強クラスの特典を誇るクレジットカードです。この記事では、マリオットボンヴォイアメックス(一般・プレミアム)の違い、年会費やポイント還元率、無料宿泊特典、エリート会員資格などのメリットから、年会費の高さやデメリット、ヒルトンアメックスなど他社カードとの比較、最新の入会キャンペーン情報まで、徹底的に解説します。
「本当に価値があるのか?」「自分に合っているのか?」と悩む方も、この記事を読めばすべてがクリアになります。
1. マリオットボンヴォイアメックスとは?
カードの概要と発行背景
マリオットボンヴォイアメックスは、世界最大級のホテルグループ「マリオット・インターナショナル」とアメリカン・エキスプレスが提携して発行するクレジットカードです。2019年にマリオット・リワードとSPGが統合されてできた「マリオットボンヴォイ」という会員プログラムと連動しており、カード利用でポイントが貯まり、そのポイントを世界中のマリオット系列ホテルでの宿泊や航空会社のマイルへの交換、商品購入など、多彩な用途に使用できます。
マリオットグループは世界130カ国以上に8,500以上のホテルを展開しており、日本国内でも東京マリオットホテル、ウェスティン、リッツ・カールトン、シェラトンなど多数のホテルがあります。そのため、国内外問わず旅行や出張でホテルを利用する機会の多い方にとって、非常に使い勝手の良いカードと言えるでしょう。
プレミアム・一般カードの違い
マリオットボンヴォイアメックスには、「一般カード」と「プレミアムカード」の2種類があります。両者の主な違いは以下の表のとおりです。
一般カード | プレミアムカード | |
---|---|---|
年会費(税込) | 23,100円 | 49,500円 |
ポイント還元率 | 2.0% | 3.0% |
無料宿泊特典 | 35,000ptまで | 50,000ptまで |
エリート会員資格 | シルバー | ゴールド(400万円利用でプラチナ) |
家族カード | 1枚無料 | 1枚無料、2枚目以降24,750円 |
付帯保険 | 一般的 | 充実 |
空港ラウンジ | ◯ | ◯ |
スマホ補償 | × | ◯ |
プレミアムカードは年会費が高い分、特典が非常に充実しており、特にホテル利用が多い方には圧倒的な価値を提供します。一方、一般カードも基本的な特典は押さえており、マリオットホテルを年に数回利用する程度の方には十分な内容となっています。
2. 年会費・基本スペック比較(プレミアムvs一般)
年会費・家族カード
マリオットボンヴォイアメックスの年会費は決して安くありません。しかし、その分の価値があるかどうかが重要なポイントです。
- 一般カード:23,100円(税込)
- プレミアムカード:49,500円(税込)
- 家族カード:どちらも1枚目は無料
- 一般カード:2枚目以降も無料
- プレミアムカード:2枚目以降は24,750円(税込)
家族カードを発行すると、家族の利用分もまとめてポイントが貯まるため、効率的にポイントを蓄積できます。特に、プレミアムカードでは家族カードも高い還元率でポイントが貯まるため、家族での旅行が多い方には大きなメリットとなります。
ポイント還元率・マイル還元率
マリオットボンヴォイアメックスの最大の魅力の一つが、高いポイント還元率です。
- 一般カード:100円の利用につき2ポイント付与(2.0%)
- プレミアムカード:100円の利用につき3ポイント付与(3.0%)
- マリオット系列ホテル利用時
- 一般カード:通常の2倍(4.0%)
- プレミアムカード:通常の2倍(6.0%)
また、貯めたポイントは航空会社のマイルに交換することも可能です。
- マイル交換率:3ポイント = 1マイル
- ボーナス特典:60,000ポイント交換ごとに5,000ボーナスマイル付与
- 実質的な交換レート:60,000ポイント = 25,000マイル(約1.25%)
このように、マイルへの交換でも高いレートを維持しており、旅行好きにとって魅力的です。特にプレミアムカードの場合、一般的な買い物でも3%、マリオットホテル利用時は6%という高還元率が実現できます。
付帯保険・ラウンジサービス
クレジットカードの価値を判断する際に重要な付帯サービスも充実しています。
両カード共通の付帯サービス
- 国内・海外旅行傷害保険
- ショッピング保険
- 空港ラウンジサービス(プライオリティ・パスは含まず)
- グローバル・ホットライン(24時間対応の緊急サポート)
プレミアムカード専用の付帯サービス
- スマホ補償(最大10万円)
- 手荷物宅配サービス(年間2回無料)
- キャンセルプロテクション(最大10万円)
- 24時間メディカルデスク
- コンシェルジュサービス
特にプレミアムカードは、アメックスならではの充実した付帯サービスを提供しており、旅行時の安心感が違います。例えば、手荷物宅配サービスは家族旅行などで荷物が多い場合に非常に便利です。
3. マリオットボンヴォイアメックスの主な特典とメリット
無料宿泊特典
マリオットボンヴォイアメックスの最大の魅力とも言えるのが、毎年の無料宿泊特典です。年間150万円以上のカード利用で翌年に付与される特典で、その価値は非常に高いと言えます。
- 一般カード:35,000ポイントまでの無料宿泊特典(1泊)
- プレミアムカード:50,000ポイントまでの無料宿泊特典(1泊)
この特典を使えば、カテゴリー5までのホテルであれば無料で宿泊可能です。例えば、東京マリオットホテルやウェスティンホテル東京などの高級ホテルでも、オフシーズンであれば無料宿泊が可能となります。50,000ポイントの価値は、ホテルによっては3〜5万円相当になることもあり、年会費以上の価値を一気に回収できる可能性があります。
ゴールド/プラチナエリート会員資格
マリオットボンヴォイアメックスを保有するだけで、マリオットボンヴォイの上級会員資格が自動付与されます。これにより、ホテル滞在時に様々な特典を受けることができます。
- 一般カード
- シルバーエリート会員資格自動付与
- 年間300万円以上の利用でゴールドエリート会員資格に昇格
- プレミアムカード
- ゴールドエリート会員資格自動付与
- 年間400万円以上の利用でプラチナエリート会員資格に昇格
各エリート会員資格の主な特典は以下の通りです。
シルバーエリート会員特典
- 通常の10%ボーナスポイント
- 優先レイトチェックアウト(利用可能な場合)
- 専用予約・会員番号
ゴールドエリート会員特典
- 通常の25%ボーナスポイント
- 2PMまでのレイトチェックアウト(利用可能な場合)
- ウェルカムギフト(ポイントまたは軽食)
- 空室があれば客室アップグレード
- エンハンストルームアップグレード
プラチナエリート会員特典
- 通常の50%ボーナスポイント
- 4PMまでのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト(ポイント、朝食など)
- 空室があれば客室アップグレードとラウンジアクセス
- 年間10回の部屋タイプ保証
- 到着前リクエスト
このように、上級会員になればなるほど特典が豪華になり、特にプラチナエリート会員になれば朝食無料やラウンジアクセスなど、滞在の質が大きく向上します。
ポイントの使い道(宿泊・マイル・商品交換など)
マリオットボンヴォイポイントは非常に汎用性が高く、様々な用途に使用できます。
1. ホテル宿泊への交換
- カテゴリー1(5,000ポイント/泊)からカテゴリー8(最大100,000ポイント/泊)まで多様なホテルに交換可能
- 5泊目無料の特典あり(4泊分のポイントで5泊目が無料)
- Cash + Pointsでポイントとキャッシュを組み合わせた予約も可能
2. 航空会社マイルへの交換
- ANA、JALを含む40社以上の航空会社のマイルに交換可能
- 基本レート:3ポイント = 1マイル
- 60,000ポイント交換ごとに5,000ボーナスマイル付与
3. その他の使い道
- Marriott Bonvoy Momentsの体験プログラム(スポーツイベントのVIP席など)
- ギフトカードへの交換
- 商品交換(オンラインショップ)
- 複数泊予約での割引
特に、5泊目無料の特典や60,000ポイント交換時のボーナスマイルなど、まとまった量のポイントを使うとさらにお得になる仕組みが整っています。
旅行・出張での利便性
マリオットボンヴォイアメックスは、旅行や出張の際の利便性も抜群です。
空港ラウンジ利用
- 国内主要空港のラウンジが無料で利用可能
- 海外の一部空港でもアメックス専用ラウンジを利用可能
手荷物宅配サービス(プレミアムカードのみ)
- 年間2回まで無料で利用可能
- 家族旅行など荷物が多い時に非常に便利
スマホ補償(プレミアムカードのみ)
- 最大10万円まで補償
- 旅行中のスマホ破損も安心
家族向け特典
- 一部ホテルでは12歳以下の子どもの添い寝が無料
- ゴールドエリート会員以上は一部ホテルで朝食無料(2名まで)
このように、単なるポイント還元だけでなく、実際の旅行シーンで役立つ特典が多数用意されています。特にプレミアムカードは、手荷物宅配やスマホ補償など、旅行の不便や不安を解消するサービスが充実しています。
4. デメリット・注意点
マリオットボンヴォイアメックスには数多くのメリットがありますが、同時にいくつかのデメリットや注意点も存在します。検討する際には、これらの点も十分に考慮しましょう。
年会費の高さ
マリオットボンヴォイアメックスの最大のデメリットは、高額な年会費です。
- 一般カード:23,100円(税込)
- プレミアムカード:49,500円(税込)
この年会費を回収するためには、一定以上のカード利用と特典の活用が必要です。
例えば、プレミアムカードの場合
- 年間無料宿泊特典(50,000ポイント):約30,000〜50,000円相当
- ゴールドエリート会員資格:約10,000〜20,000円相当
- ポイント還元(300万円利用の場合):約90,000円相当
このように、ホテル利用が多く、年間利用額が高い方であれば十分に元が取れますが、そうでない場合は費用対効果を慎重に検討する必要があります。
ポイントの有効期限や使いづらさ
マリオットボンヴォイポイントには、いくつかの制約があります。
ポイントの有効期限
- 最後のポイント加算・利用から24ヶ月間アクティビティがないと失効
- 定期的にポイントを貯めるか使う必要がある
カテゴリー制度の複雑さ
- ホテルはカテゴリー1〜8に分類され、必要ポイントが異なる
- 同じホテルでもピークシーズンとオフシーズンで必要ポイントが変動
- 高級ホテル(カテゴリー7〜8)では無料宿泊特典のポイント上限を超える場合がある
予約の制約
- 人気ホテルや繁忙期は予約が取りにくい
- ポイント予約の空室状況は現金予約と異なる場合がある
これらの点から、ポイントの有効活用には計画性と柔軟性が求められます。特に、高級ホテルでの宿泊を希望する場合は、無料宿泊特典だけでは足りないケースもあることを理解しておきましょう。
マイル交換時の注意点
ポイントをマイルに交換する際にも、いくつかの注意点があります。
交換手数料
- 一部の航空会社では交換手数料が発生する場合がある
交換レートの差
- 航空会社によって交換レートが異なる
- 基本は3ポイント = 1マイルだが、キャンペーン時に有利なレートになることも
交換所要時間
- 交換完了まで数日〜2週間程度かかる場合がある
- 急いでマイルが必要な場合は注意が必要
最低交換単位
- 最低3,000ポイントからの交換となる場合が多い
マイル交換を効率的に行うには、60,000ポイント単位での交換がお得です(5,000ボーナスマイル付与のため)。計画的な交換を心がけましょう。
5. 他社ホテル系カードとの比較(ヒルトン・アメックス等)
マリオットボンヴォイアメックスの価値を正確に判断するためには、競合する他のホテル系カードとの比較が不可欠です。特に人気の高いヒルトンオナーズアメックスとの比較を中心に見ていきましょう。
ヒルトンアメックスとの比較
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム | ヒルトンオナーズアメックスプレミアム | |
---|---|---|
年会費 | 49,500円 | 66,000円 |
無料宿泊特典 | 年1回(50,000ptまで) | 年2回(条件付) |
上級会員資格 | ゴールド(400万円利用でプラチナ) | ダイヤモンド(200万円利用) |
ポイント還元率 | 3.0%(ホテル6%) | 3.0%(ホテル7%) |
空港ラウンジ | ◯ | ◯ |
プライオリティパス | – | – |
旅行保険 | 充実 | 充実 |
系列ホテル数 | 約8,500軒以上 | 約7,000軒以上 |
日本国内ホテル数 | 約80軒 | 約20軒 |
マリオットボンヴォイアメックスの強み
- 年会費がヒルトンアメックスより安い
- 世界中の系列ホテル数が多い(特に日本国内)
- ポイントの汎用性が高い(航空会社40社以上と提携)
- マリオット系列には高級ブランドが多数(リッツカールトン、セントレジスなど)
ヒルトンオナーズアメックスの強み
- 年2回の無料宿泊特典(条件付き)
- 上級会員資格(ダイヤモンド)の獲得がより容易
- ポイントの有効期限がない
- ヒルトンポイントの獲得率が高い
どちらがどんな人におすすめか
マリオットボンヴォイアメックスが向いている人
- 国内外問わず幅広いエリアでホテルを利用したい人
- 高級ブランド(リッツカールトン等)を利用したい人
- 航空会社マイルも効率的に貯めたい人
- 年会費をなるべく抑えたい人
ヒルトンオナーズアメックスが向いている人
- 米国や主要都市を中心にホテルを利用する人
- ダイヤモンド会員資格の特典(朝食無料など)を重視する人
- 年2回の無料宿泊特典を活用したい人
- ポイントの有効期限を気にしたくない人
このように、どちらが優れているというよりも、自分の旅行スタイルやよく利用するエリア、重視するポイントなどに合わせて選ぶことが重要です。例えば、日本国内での利用が多い方はマリオットの方が選択肢が多く、米国での利用が多い方はヒルトンの方が便利かもしれません。
6. こんな人におすすめ!活用シーン別シミュレーション
マリオットボンヴォイアメックスは、特定のライフスタイルやニーズを持つ方に特に大きな価値を提供します。ここでは、具体的なユーザータイプ別に、どのように活用できるかをシミュレーションしてみましょう。
旅行好き・出張族
想定ユーザー
- 年に数回の海外旅行と月1回程度の国内出張がある
- 年間カード利用額は約400万円
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを保有
活用シミュレーション
- 年間ポイント獲得
- 一般利用(300万円): 90,000ポイント
- ホテル利用(100万円): 60,000ポイント
- 合計: 150,000ポイント(価値約90,000円)
- 特典活用
- 無料宿泊特典(50,000ポイント): シンガポールのJWマリオットで利用(約40,000円相当)
- プラチナエリート特典: 年間10回の出張でアップグレード、朝食無料、レイトチェックアウト(価値約50,000円)
- 空港ラウンジ: 年間15回利用(価値約30,000円)
- 年間メリット合計
- ポイント価値: 90,000円
- 特典価値: 120,000円
- 総合価値: 210,000円
- 年会費差引: 160,500円のプラス
この例では、プレミアムカードの年会費49,500円を大きく上回るメリットを享受できています。特に、プラチナエリート会員資格による朝食無料やアップグレードの恩恵は、出張が多い方にとって大きな価値があります。
家族旅行・国内利用
想定ユーザー
- 年に2〜3回の家族旅行(主に国内)
- 年間カード利用額は約300万円
- マリオットボンヴォイアメックス一般カードを保有
活用シミュレーション
- 年間ポイント獲得
- 一般利用(250万円): 50,000ポイント
- ホテル利用(50万円): 20,000ポイント
- 合計: 70,000ポイント(価値約42,000円)
- 特典活用
- 無料宿泊特典(35,000ポイント): 軽井沢マリオットで家族旅行に利用(約30,000円相当)
- ゴールドエリート特典(300万円利用で獲得): 年3回の旅行でルームアップグレード、レイトチェックアウト(価値約15,000円)
- 家族カード: 配偶者のカード利用でもポイント集約
- 年間メリット合計
- ポイント価値: 42,000円
- 特典価値: 45,000円
- 総合価値: 87,000円
- 年会費差引: 63,900円のプラス
家族旅行中心のユーザーでも、計画的に利用すれば十分にお得になることがわかります。特に、ゴールドエリート会員になれば、子どもの添い寝無料や軽食サービスなど、家族にとって便利な特典も増えます。
マイル派・ポイント派
想定ユーザー
- 年に1〜2回の海外旅行(主に特典航空券利用)
- 年間カード利用額は約500万円
- マリオットボンヴォイアメックスプレミアムを保有
活用シミュレーション
- 年間ポイント獲得
- 一般利用(450万円): 135,000ポイント
- ホテル利用(50万円): 30,000ポイント
- 合計: 165,000ポイント
- ポイント活用(マイル交換)
- 60,000ポイント → 25,000マイル × 2回 = 50,000マイル
- 45,000ポイント → 15,000マイル = 15,000マイル
- 合計: 65,000マイル(価値約130,000円)
- 特典活用
- プラチナエリート特典(400万円利用で獲得): 年間の旅行でアップグレード、朝食無料(価値約30,000円)
- 無料宿泊特典: 年1回の国内旅行で利用(価値約35,000円)
- 年間メリット合計
- マイル価値: 130,000円
- 特典価値: 65,000円
- 総合価値: 195,000円
- 年会費差引: 145,500円のプラス
マイルを重視するユーザーにとっても、マリオットボンヴォイアメックスは優れた選択肢となります。特に、60,000ポイントごとに5,000ボーナスマイルが付与される仕組みを活用すれば、効率的にマイルを貯めることができます。
7. 入会キャンペーン・最新情報(2025年4月版)
マリオットボンヴォイアメックスでは、定期的に魅力的な入会キャンペーンを実施しています。2025年4月現在の最新情報をご紹介します。
入会特典(ポイント・無料宿泊)
一般カード入会キャンペーン
- 新規入会ボーナス: 15,000ポイント
- 3ヶ月以内20万円利用で追加4,000ポイント
- 紹介経由の場合、さらに5,000ボーナスポイント
- 合計最大24,000ポイント獲得可能(約14,000円相当)
プレミアムカード入会キャンペーン
- 新規入会ボーナス: 30,000ポイント
- 3ヶ月以内30万円利用で追加10,000ポイント
- 紹介経由の場合、さらに5,000ボーナスポイント
- 合計最大45,000ポイント獲得可能(約27,000円相当)
これらのポイントは、入会後すぐに付与され、ホテル宿泊や航空会社マイルへの交換に利用できます。例えば、プレミアムカードの45,000ポイントは、カテゴリー1〜6のホテルであれば、1〜2泊分の宿泊に相当します。
紹介プログラム・注意点
マリオットボンヴォイアメックスでは、既存会員による紹介制度も充実しています。
紹介特典
- 紹介した側: 紹介1人につき5,000ポイント獲得(年間上限あり)
- 紹介された側: 通常の入会ボーナスに加えて5,000ポイント追加
注意点
- キャンペーン内容は予告なく変更される場合があります
- 過去に同一カードを保有していた場合、入会ボーナスの対象外となる場合があります
- 年会費は初年度から発生します(無料期間はありません)
- 入会ボーナスポイントは通常、カード発行から8週間程度で付与されます
キャンペーン内容は時期により変動するため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめします。特に、季節ごとの特別キャンペーンでは、さらに魅力的なオファーが提供されることもあります。
8. よくある質問(FAQ)
マリオットボンヴォイアメックスに関して、多くの方が気になる質問とその回答をまとめました。
審査基準
Q: マリオットボンヴォイアメックスの審査基準はどのくらい厳しいですか?
A: アメックスカードの中では標準的な審査基準と言われています。具体的な審査基準は公開されていませんが、以下の条件を満たしていると審査が通りやすいとされています。
- 20歳以上(学生可)
- 安定した収入がある
- 他のクレジットカードの支払い遅延がない
- 過去のクレジットヒストリーに問題がない
なお、一般カードとプレミアムカードでは、プレミアムカードの方が若干審査が厳しい傾向にあります。年収目安としては、一般カードで300万円以上、プレミアムカードで500万円以上が目安と言われています。
ポイントの貯め方・使い方
Q: ポイントを効率よく貯める方法はありますか?
A: マリオットボンヴォイポイントを効率的に貯めるためのコツは以下の通りです。
- 日常的な支出をカードに集約
- 公共料金や携帯電話料金、サブスクリプションなどの定期支払いをカードに設定
- 食料品や外食などの日常支出もカードで支払う
- ボーナスポイントの活用
- マリオット系列ホテルでの支出(宿泊費、飲食費など)はカードで支払う(2倍のポイント)
- アメックスのキャンペーンを活用(期間限定のボーナスポイントオファーなど)
- 家族カードの活用
- 家族の支出もまとめてポイントを貯める
- エリート会員特典の活用
- ホテル宿泊時のエリート会員ボーナスポイント(シルバー10%、ゴールド25%、プラチナ50%)
Q: 貯めたポイントの最もお得な使い方は?
A: マリオットボンヴォイポイントの価値を最大化する使い方としては
- 高級ホテルでの宿泊
- カテゴリー7〜8の高級ホテルでオフシーズンに宿泊すると、ポイントの価値が最大化
- 5泊目無料の特典を活用(4泊分のポイントで5泊予約)
- ポイント+現金での予約
- ポイントが足りない場合、Cash + Pointsで予約するとポイントの価値が高くなる場合も
- マイル交換のコツ
- 60,000ポイント単位での交換が最も効率的(5,000ボーナスマイル付与)
- マイル交換キャンペーン時の交換がさらにお得
解約・ダウングレードの注意点
Q: カードを解約する際の注意点はありますか?
A: マリオットボンヴォイアメックスを解約する際の主な注意点は以下の通りです。
- ポイントの扱い
- カード解約時にマリオットボンヴォイポイントは自動的に失効しない
- ただし、マリオットボンヴォイの会員資格は維持され、ポイントも維持される
- 最後のアクティビティから24ヶ月間ポイントの加算や利用がないと失効するため注意
- 特典の失効
- 無料宿泊特典や上級会員資格などの特典は解約と同時に失効
- 特に未使用の無料宿泊特典がある場合は、解約前に使い切ることを推奨
- 解約方法
- アメリカン・エキスプレスのカスタマーサービスに電話
- オンラインでの解約は不可
Q: 一般カードからプレミアムカード(またはその逆)への切り替えは可能ですか?
A: はい、可能です。ただし、以下の点に注意が必要です。
- アップグレード(一般→プレミアム)
- 審査があり、条件を満たす必要がある
- アップグレード時の入会ボーナスは通常より少ない場合がある
- ダウングレード(プレミアム→一般)
- 年会費の支払いタイミングに合わせるとスムーズ
- ダウングレードにより特典が減少する(ゴールドエリート資格の喪失など)
- 切り替え方法
- アメリカン・エキスプレスのカスタマーサポートに連絡
その他の質問
Q: 海外旅行保険はどの程度充実していますか?
A: マリオットボンヴォイアメックスの海外旅行保険は、以下の通りです。
- 一般カード
- 海外旅行傷害保険:最高5,000万円
- 携行品損害保険:1旅行につき最高50万円(年間限度額100万円)
- 救援者費用:最高200万円
- プレミアムカード
- 海外旅行傷害保険:最高1億円
- 携行品損害保険:1旅行につき最高100万円(年間限度額200万円)
- 救援者費用:最高400万円
- 航空機遅延費用:最高30,000円
なお、これらの保険は、カードで旅行代金を支払った場合に自動付帯されます。
Q: マリオットボンヴォイアメックスの問い合わせ先は?
A: 以下の連絡先で問い合わせが可能です。
- アメリカン・エキスプレス・カスタマーサービス
- 電話:0120-020-120(24時間年中無休)
- 海外からの場合:81-3-3220-6100
- マリオットボンヴォイ会員サービス
- 電話:03-5423-7700(日本国内から)
- 電話:1-800-559-9352(米国内から)
9. まとめ|マリオットボンヴォイアメックスは本当におすすめか?
マリオットボンヴォイアメックスは、単なるクレジットカードというよりも、旅行体験を豊かにするための総合的なツールと言えるでしょう。ここまで詳しく解説してきた内容を踏まえ、このカードが本当におすすめかどうかを結論づけます。
マリオットボンヴォイアメックスの総合評価
メリットの要約
- 世界8,500軒以上のホテルで使える高いポイント還元率(一般2%、プレミアム3%)
- 年1回の無料宿泊特典(一般35,000pt、プレミアム50,000pt)
- 自動付与される上級会員資格(一般はシルバー、プレミアムはゴールド)
- 多様なポイント活用方法(ホテル宿泊、航空会社マイル、体験プログラムなど)
- 充実した付帯サービス(空港ラウンジ、旅行保険、手荷物宅配など)
デメリットの要約
- 高額な年会費(一般23,100円、プレミアム49,500円)
- 特典を最大限活用するには一定以上の利用額が必要
- 高級ホテルの場合、無料宿泊特典のポイント上限を超えることも
- ポイントには24ヶ月の有効期限がある
こんな人にはおすすめ
マリオットボンヴォイアメックスは、以下のような方に特におすすめです。
- 旅行・出張が多い方
- 年に数回以上のホテル宿泊がある方
- 国内外問わず様々な地域を訪れる方
- 旅行の質や快適さを重視する方
- ポイント・マイルを戦略的に貯めたい方
- 複数の航空会社のマイルを効率的に貯めたい方
- 特典航空券と特典宿泊を組み合わせて旅行したい方
- ホテルでの上質な体験を求める方
- アップグレードやレイトチェックアウトなどの特典を活用したい方
- 高級ホテルに特典で宿泊してみたい方
- 年間300万円以上のカード利用がある方
- 日常の支出を集約してポイントを効率的に貯められる方
- 年会費以上の価値を特典やポイントで回収できる方
このカードが向いていない人
一方で、以下のような方にはあまり向いていないかもしれません。
- 旅行・ホテル宿泊の頻度が少ない方
- 年に1回程度しか旅行しない方
- 主に民泊やビジネスホテルを利用する方
- 年会費の負担が大きい方
- 年間のカード利用額が少ない方
- 特典を活用する機会が限られている方
- 特定の航空会社やホテルチェーンに固執している方
- いつも同じ航空会社や特定のホテルチェーンを利用する方(その場合は、その航空会社やホテルチェーン専用のカードの方が有利な場合も)
最終結論
マリオットボンヴォイアメックスは、年会費こそ高額ですが、その特典やポイント還元率、上級会員資格などを総合的に考えると、旅行好きにとっては非常に魅力的なカードです。特に、年間のホテル宿泊頻度が高く、世界中の様々な地域を訪れる方には、その価値を十分に実感できるでしょう。
一般カードとプレミアムカードのどちらを選ぶかは、自分の旅行頻度やホテル利用状況、予算などを考慮して判断するのがベストです。まずは一般カードから始めて、メリットを実感できればプレミアムカードへのアップグレードを検討するという段階的なアプローチも賢明でしょう。
2025年4月現在の入会キャンペーンを活用すれば、初年度からより大きな価値を享受できます。旅行の質を高め、特別な体験を手に入れるための強力なツールとして、マリオットボンヴォイアメックスの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
※記事の内容は2025年4月時点の情報に基づいています。最新の情報や詳細な条件については、必ず公式サイトやカスタマーサービスでご確認ください。