【2025年版】70歳からでも作れるクレジットカード9選|年金生活・審査条件・選び方を完全解説

リード文

高齢化が進む現代日本で、「70歳、年金生活でもクレジットカードは作れるのか?」という疑問や不安を持つシニア層が急増しています。

キャッシュレス決済が主流となりつつある今、クレジットカードは日常生活に欠かせないツールとなっています。しかし、年齢による審査への懸念、収入証明の要不要、安全性やサポート体制など、知っておきたいポイントは非常に多岐にわたります。

「年金だけの収入で審査に通るのだろうか」「70歳を超えていても本当に作れるのか」「どのカードを選べば安心なのか」——こうした不安を抱えている方も多いでしょう。

この記事では、最新の統計・実例・ランキング情報を徹底分析し、70歳以上でも安心して使えるクレジットカードの選び方、審査基準、実際に作れるおすすめカードを詳しく解説します。シニア世代が安全かつお得にクレジットカードを活用するための完全ガイドとして、ぜひ最後までお読みください。


1. 70歳からでもクレジットカードは作れる?年齢制限や審査の実態

多くの方が「70歳を超えると年齢で審査に落ちてしまうのでは?」と心配されますが、実際のところ、クレジットカードの年齢上限はほとんど設けられていません。

年齢上限の最新事情

現在、日本国内で発行されているクレジットカードの大半は、申込み資格を「18歳以上(高校生を除く)」としており、上限年齢を設定していないケースがほとんどです。つまり、70歳、80歳、さらにはそれ以上の年齢でも申込みが可能なのです。

以下の表で、主要なカードの年齢制限を確認してみましょう。

カード種類年齢制限備考
一般カード18歳以上上限なし、70代以降も申込み可能
ゴールドカード20-74歳等一部のカードで上限設定あり
シニア専用カード50歳以上シニア向け優待・特典が充実
プラチナカード20歳以上上限設定は少ない

年金受給者や無職でも作れる理由

クレジットカード会社が審査で最も重視するのは、「継続的な支払い能力があるか」という点です。ここで重要なのが、年金も「安定した収入」として認められるということです。

年金受給者がクレジットカードを作れる主な理由は以下の通りです。

年金は安定収入とみなされる 国民年金や厚生年金などの公的年金は、毎月確実に支給される収入源です。カード会社は、この定期的な収入を「支払い能力あり」と評価します。

少額利用が想定される 高齢者の多くは、日常の買い物や医療費の支払いなど、比較的少額の利用が中心です。カード会社にとってもリスクが低いと判断されます。

信用情報の蓄積 長年生活してきた中で、ローンやクレジットカードの利用履歴がある方は、その実績が信用情報として評価されます。

キャッシュレス推進の流れ 政府のキャッシュレス推進政策により、カード会社も高齢者層への発行を積極的に進めています。

審査で重視されるポイント

クレジットカードの審査では、年齢よりも以下のポイントが重視されます。

  • 安定した収入(年金含む) 年金収入があれば、それが「安定収入」として評価されます。金額の多寡よりも、継続性が重視されます。
  • 信用情報 過去のクレジットカードやローンの利用履歴が記録されている信用情報機関のデータが参照されます。延滞や滞納の記録がないことが重要です。
  • 既存の借入状況 他社からの借入金額や、他のクレジットカードの利用状況も確認されます。
  • 申込内容の正確性 申込書に記入した内容が正確で虚偽がないことも、信頼性の判断材料となります。
  • 金融事故の有無 過去に自己破産や債務整理などの金融事故がないかも確認されます。

実際のところ、年金受給者や専業主婦(主夫)、さらには無職の方でも、これらの条件を満たしていれば、クレジットカードの審査に通過できる可能性は十分にあります。健康状態や過去の延滞履歴に問題がなければ、70歳以上でもクレジットカードを持つことは決して難しくありません。


2. 高齢者(70歳以上)でも作りやすいおすすめクレジットカード9選

70歳以上の方に特におすすめしたいクレジットカードは、審査基準が比較的柔軟で、年会費無料、シニア優待やセキュリティサポートが充実しているものです。ここでは、実際に年金受給者や高齢者の方が作りやすいと評判のカードを9枚厳選してご紹介します。

年会費無料・シニア特典付きカード比較

順位カード名年齢制限年会費主な特長サポート・安全性
1位楽天カード制限なし無料ポイント高還元、アプリ操作簡単24時間サポート
2位イオンカードセレクト制限なし無料シニアデー優待、WAON利用可相談窓口あり
3位三井住友カード(NL)制限なし無料ナンバーレス、不正利用監視AI搭載365日相談可
4位大人の休日倶楽部カード50歳以上有料JR割引、旅行保険JR専用サポート
5位JCB一般カード制限なし無料簡単手続き、幅広い決済シニア専用サポートデスク
6位セゾンカードインターナショナル制限なし無料即日発行、家族カード可オンライン相談も可
7位エポスカード制限なし無料カード盗難保障、割引特典多い専門オペレーター対応
8位dカード制限なし無料Docomo系特典不正利用即時連絡
9位オリコカード制限なし無料高還元率、使いやすさ重視使途制限もアドバイス

人気カードのランキングと特徴一覧

それでは、各カードの詳細を見ていきましょう。

1位:楽天カード

特徴 楽天カードは、年金受給者や無職の方でも申込み実績が豊富で、最も作りやすいカードの一つです。年会費は永年無料で、ポイント還元率は基本1%、楽天市場での買い物なら最大3%以上にアップします。

シニア向けのメリット

  • スマートフォンアプリが使いやすく、利用明細の確認が簡単
  • 24時間365日のカスタマーサポート
  • 不正利用を検知するセキュリティシステム
  • 楽天市場での買い物でポイントが貯まりやすい

こんな方におすすめ ネットショッピングを利用する方、ポイントをお得に貯めたい方


2位:イオンカードセレクト

特徴 イオングループでの買い物が多い方に最適なカードです。毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」では5%オフになるなど、シニア世代にうれしい特典が満載です。

シニア向けのメリット

  • 55歳以上限定の「G.G感謝デー」(毎月15日)で5%オフ
  • WAON機能付きで、電子マネーとしても使える
  • イオン店舗での買い物に便利
  • 年金受給者でも審査に通りやすいと評判

こんな方におすすめ イオン系列店舗をよく利用する方、電子マネーも使いたい方


3位:三井住友カード(NL)

特徴 カード番号が表面に記載されていない「ナンバーレス」カードで、セキュリティ性が非常に高いのが特徴です。不正利用を監視するAIシステムも搭載されています。

シニア向けのメリット

  • カード情報が盗み見られる心配がない
  • AI不正利用検知システムで24時間監視
  • 365日、相談可能なサポートデスク
  • コンビニやマクドナルドでの還元率が最大5%

こんな方におすすめ セキュリティを重視する方、コンビニをよく利用する方


4位:大人の休日倶楽部カード

特徴 JR東日本が発行する50歳以上限定のカードです。JR運賃の割引や、旅行関連の特典が充実しています。

シニア向けのメリット

  • JR東日本・北海道線の運賃が最大30%割引
  • 旅行傷害保険が自動付帯
  • JR東日本の「びゅう」ツアーが割引
  • シニア世代専用のサポートデスク

こんな方におすすめ 旅行が好きな方、JRを頻繁に利用する方


5位:JCB一般カード

特徴 日本発の国際ブランドであるJCBが発行するスタンダードなカードです。国内での加盟店数が多く、使い勝手が良いのが特徴です。

シニア向けのメリット

  • 初年度年会費無料(条件付きで翌年以降も無料)
  • シニア専用サポートデスクが利用可能
  • 国内旅行保険が付帯
  • 簡単な手続きで申込み可能

こんな方におすすめ 国内での利用がメインの方、日本のブランドを使いたい方


6位:セゾンカードインターナショナル

特徴 即日発行が可能で、永久不滅ポイントが貯まるのが特徴です。家族カードも無料で発行できます。

シニア向けのメリット

  • 最短即日発行で、すぐにカードが手に入る
  • ポイントに有効期限がない「永久不滅ポイント」
  • 家族カードを無料で発行可能
  • オンラインでの相談も可能

こんな方におすすめ すぐにカードが必要な方、家族でカードを使いたい方


7位:エポスカード

特徴 マルイグループが発行するカードで、全国の飲食店や娯楽施設で優待が受けられます。

シニア向けのメリット

  • カード盗難保障が自動付帯
  • 全国10,000店舗以上で優待・割引
  • 専門オペレーターによる丁寧なサポート
  • 海外旅行保険が自動付帯

こんな方におすすめ 外食や娯楽をよく楽しむ方、優待を活用したい方


8位:dカード

特徴 NTTドコモが発行するカードで、dポイントが貯まります。ドコモユーザー以外でも利用可能です。

シニア向けのメリット

  • 年会費永年無料
  • dポイントが貯まりやすい
  • 不正利用があった際の即時連絡システム
  • ショッピング保険が付帯

こんな方におすすめ dポイントを貯めたい方、ドコモのサービスを利用している方


9位:オリコカード

特徴 高還元率で知られるオリコカードは、使いやすさを重視した設計になっています。

シニア向けのメリット

  • 基本還元率1%以上
  • 使いやすいシンプルなデザイン
  • 使途制限のアドバイスも受けられる
  • 紛失・盗難保障が充実

こんな方におすすめ ポイント還元を重視する方、シンプルなカードが好きな方


特に楽天カードイオンカードセレクトは、年金受給者や無職の方でも申込み実績が豊富で、使いやすいと人気が高いカードです。初めてクレジットカードを作る70歳以上の方には、この2枚のいずれかをおすすめします。


3. 申込みやすいカードの選び方と具体的な比較ポイント

70歳以上の方がクレジットカードを選ぶ際には、単に「作りやすさ」だけでなく、「安全に使い続けられるか」という視点も重要です。ここでは、シニア世代が重視すべき選び方のポイントを詳しく解説します。

セキュリティ・サポート体制重視で選ぶ

高齢者がクレジットカードを利用する上で最も心配なのが、不正利用やトラブルへの対応です。以下のポイントをチェックしましょう。

24時間サポート体制

カードの紛失や不正利用が疑われる場合、いつでも連絡できる体制が整っているかが重要です。

チェックポイント

  • 24時間365日対応のカスタマーセンターがあるか
  • 電話だけでなく、チャットやメールでも相談できるか
  • シニア専用の相談窓口があるか

おすすめカード

  • 楽天カード:24時間365日対応
  • 三井住友カード(NL):365日相談可能
  • JCB一般カード:シニア専用サポートデスク

不正利用監視システム

AIやシステムによる不正利用の監視機能があると、未然にトラブルを防ぐことができます。

チェックポイント

  • 不正利用を検知するAIシステムの有無
  • 不審な取引があった際の即時通知機能
  • 利用明細をリアルタイムで確認できるアプリの有無

おすすめカード

  • 三井住友カード(NL):AI不正利用検知システム搭載
  • dカード:不正利用時の即時連絡システム

カード盗難・紛失時の補償

万が一カードを紛失したり盗難に遭ったりした場合の補償制度が整っているかも確認しましょう。

チェックポイント

  • 盗難保険の付帯有無
  • 補償される金額の上限
  • 手続きの簡単さ

おすすめカード

  • エポスカード:カード盗難保障が自動付帯
  • 三井住友カード(NL):ナンバーレスで情報漏洩リスクが低い

使いやすさ・ポイント還元率で選ぶ

日々の生活で使いやすいかどうかも、カード選びの重要なポイントです。

アプリやWebサービスの使いやすさ

スマートフォンやパソコンで利用明細を確認できると、管理がしやすくなります。

チェックポイント

  • 直感的に操作できるアプリがあるか
  • 文字が大きく見やすいデザインか
  • 利用履歴がわかりやすく表示されるか

おすすめカード

  • 楽天カード:シンプルで使いやすいアプリ
  • イオンカードセレクト:高齢者にも分かりやすいデザイン

ポイント還元率

日々の買い物でポイントが貯まると、お得感が増します。

還元率比較

カード名基本還元率特約店還元率ポイントの使いやすさ
楽天カード1.0%3.0%以上(楽天市場)◎ 楽天サービスで使える
イオンカードセレクト0.5%1.0%(イオン)◎ WAONポイントとして使える
三井住友カード(NL)0.5%5.0%(コンビニ等)○ 各種ポイントに交換可
オリコカード1.0%2.0%以上(加盟店)○ Amazonギフト券等に交換可

よく利用する店舗での優待

普段の買い物で使う店舗で優待があるかも重要です。

利用シーン別おすすめ

  • スーパーマーケット:イオンカードセレクト(イオン系列で割引)
  • コンビニ:三井住友カード(NL)(セブン-イレブン、ローソン等で高還元)
  • ネットショッピング:楽天カード(楽天市場で高還元)
  • 旅行・交通:大人の休日倶楽部カード(JR運賃割引)

家族カード・サポートデスクの有無

ご家族と一緒にカードを使いたい場合や、困った時に相談できる窓口があるかも確認しましょう。

家族カードの発行

配偶者やお子様に家族カードを発行できると、一つの口座で管理できて便利です。

家族カード発行可能なカード

  • セゾンカードインターナショナル:無料で発行可能
  • 楽天カード:無料で発行可能
  • イオンカードセレクト:無料で発行可能

シニア専用サポート

高齢者向けの専用窓口があると、ゆっくりと丁寧に対応してもらえます。

シニアサポートが充実しているカード

  • JCB一般カード:シニア専用サポートデスク
  • 大人の休日倶楽部カード:50歳以上専用のサポート
  • イオンカードセレクト:店頭での相談窓口

具体的な比較チェックリスト

カードを選ぶ際には、以下のチェックリストを活用してください。

□ 年会費は無料か、または元が取れるか
□ 年金収入だけでも申込可能か
□ 24時間サポート体制があるか
□ 不正利用監視システムがあるか
□ 盗難・紛失時の補償があるか
□ アプリやWebサービスが使いやすいか
□ ポイント還元率は高いか
□ よく使う店舗での優待があるか
□ 家族カードを発行できるか
□ シニア専用の相談窓口があるか

これらのポイントを総合的に判断し、ご自身のライフスタイルに合ったカードを選びましょう。

申し込み時のアドバイス

  • 年金受給口座を持っている銀行のカードは、審査に有利になる傾向があります
  • 収入証明不要のカードを選ぶと、手続きが簡単です
  • 最初は年会費無料のカードから始めることをおすすめします

4. 実際の申込み体験談・審査に通過した事例紹介(70代・年金受給者の声)

実際に70歳以上でクレジットカードを作った方々の体験談をご紹介します。これらの事例から、審査通過のポイントや注意点が見えてきます。

成功例とその理由

事例1

申込カード:楽天カード

72歳男性・年金受給者
72歳男性・年金受給者

「定年退職後、年金生活に入ってから楽天カードを申し込みました。ネットで評判が良かったのと、年会費が無料だったのが決め手でした。申込みはスマートフォンから行い、本人確認書類も写真で送るだけでした。年金額は月15万円程度ですが、特に収入証明を求められることもなく、申込みから1週間ほどでカードが届きました。

楽天市場での買い物でポイントが貯まるので、日用品をまとめ買いする時に重宝しています。24時間サポートがあるのも安心です。」

成功のポイント

  • 年会費無料のカードを選択
  • 年金という安定収入がある
  • 過去に延滞などの金融事故がない
  • オンラインでの申込みをスムーズに完了

事例2

申込カード:イオンカードセレクト

75歳女性・主婦(配偶者の年金あり)
75歳女性・主婦(配偶者の年金あり)

「普段からイオンで買い物をすることが多かったので、店頭でイオンカードを勧められました。『年金生活でも大丈夫ですか?』と聞いたところ、店員さんが丁寧に説明してくださり、その場で申込みました。夫の年金が世帯収入としてあることを伝えたら、特に問題なく審査に通りました。毎月15日のG.G感謝デーでは5%オフになるので、とてもお得です。WAONとしても使えるので便利ですね。」

成功のポイント

  • よく利用する店舗のカードを選択
  • 世帯収入(配偶者の年金)を申告
  • 店頭での申込みで、スタッフのサポートを受けられた
  • シニア向け特典が充実したカードを選択

事例3

申込カード:三井住友カード(NL)

78歳男性・年金受給者
78歳男性・年金受給者

「息子に勧められて、セキュリティが高いという三井住友カードを申込みました。最初はクレジットカードに不安がありましたが、カード番号が表面に書かれていないナンバーレスカードと聞いて安心しました。年金だけの収入で不安でしたが、厚生年金を毎月受給していることを記載したら、問題なく審査に通過しました。コンビニでの買い物でポイントが多く貯まるのが嬉しいです。」

成功のポイント

  • セキュリティ性の高いカードを選択
  • 厚生年金という安定収入
  • 家族のサポートがあった
  • 明確な利用目的があった

事例4

申込カード:イオンカードセレクト(家族カードとして)

85歳女性・年金受給者(家族カード利用)
85歳女性・年金受給者(家族カード利用)

「娘が持っているイオンカードの家族カードを作ってもらいました。85歳という年齢で自分名義のカードを作るのは難しいかと思っていましたが、家族カードなら問題なく発行してもらえました。買い物の度に現金を持ち歩かなくて済むようになり、とても便利です。娘が利用明細をチェックしてくれるので、使いすぎる心配もありません。」

成功のポイント

  • 家族カードを活用
  • 本会員の信用力を利用
  • 家族によるサポート体制
  • 現金管理の手間を軽減

落ちやすいケース

一方で、審査に落ちてしまうケースもあります。以下のような場合は注意が必要です。

ケース1:過去に延滞履歴がある

事例

70歳男性
70歳男性

「若い頃にクレジットカードの支払いを何度か延滞したことがあり、その履歴が残っていたため審査に落ちました。信用情報は5〜10年間保存されると後で知りました。」

対策

  • 過去の延滞から一定期間(5〜10年)経過すれば情報が消える
  • それまでは審査基準が緩やかなカードを選ぶ
  • 家族カードを検討する

ケース2:複数のカードに同時申込み

事例

73歳女性
73歳女性

「どのカードが良いか迷って、3枚のカードに同時に申込みをしたところ、すべて審査に落ちてしまいました。『申込みブラック』という状態になってしまったようです。」

対策

  • 短期間に複数のカードに申込むのは避ける
  • 1枚ずつ申込み、結果を待ってから次を検討する
  • 申込みから6ヶ月程度空けて再申込みする

ケース3:収入がまったくない

事例

76歳女性(専業主婦、配偶者なし)
76歳女性(専業主婦、配偶者なし)

「年金の受給資格がなく、収入がまったくない状態で申込みをしたところ、審査に通りませんでした。貯金はあるのですが、継続的な収入がないとダメだと言われました。」

対策

  • 家族の収入を世帯収入として申告できる場合は申告する
  • 子供の家族カードを検討する
  • 少額でも継続的な収入があることが重要

ケース4:申込内容に虚偽がある

事例

74歳男性
74歳男性

「年金額が少ないため、実際より多めに記入して申込みをしたところ、審査で確認が入り、虚偽申告として落とされました。」

対策

  • 申込内容は正確に記入する
  • 虚偽申告は信用を失い、今後の審査にも悪影響
  • 正直に申告しても審査に通る可能性は十分ある

審査通過のコツまとめ

実際の体験談から見えてきた、審査に通過するためのコツをまとめます。

  • 年金収入を正確に申告する 年金は「安定収入」として評価されます。金額が少なくても、継続的な収入があることが重要です。
  • 信用情報をクリーンに保つ 過去の延滞や滞納がないか確認しましょう。もし過去に問題があった場合は、一定期間経過後に申込むことをおすすめします。
  • 年会費無料のカードから始める 初めてのカードは、年会費無料で審査基準が緩やかなものを選びましょう。
  • 一度に複数のカードに申込まない 短期間に複数申込むと「申込みブラック」になる可能性があります。1枚ずつ申込みましょう。
  • 利用目的を明確にする 日常の買い物、医療費の支払いなど、具体的な利用目的があると審査で好印象です。
  • 家族カードも検討する 自分名義での審査が不安な場合は、家族カードを活用するのも一つの方法です。
  • よく利用する銀行・店舗のカードを選ぶ 既に口座がある銀行や、普段利用する店舗のカードは審査に有利です。

これらのポイントを押さえて申込めば、70歳以上でも十分にクレジットカードを作ることができます。


5. 70歳以上ならではの注意点・安全に使うためのポイント

クレジットカードは便利なツールですが、高齢者ならではの注意点もあります。安全に使うためのポイントを押さえておきましょう。

万一の不正利用・トラブル対策

高齢者を狙った詐欺やトラブルが増えています。以下の対策を実践しましょう。

セキュリティ対策の基本

1. カード情報の管理

  • カード番号、セキュリティコード、暗証番号を他人に教えない
  • カードと暗証番号を別々に保管する
  • カード情報を紙に書いて保管しない

2. 利用明細の確認

  • 毎月必ず利用明細をチェックする
  • 身に覚えのない請求があればすぐにカード会社に連絡
  • アプリで利用通知を設定すると、リアルタイムで確認できる

3. フィッシング詐欺への警戒

  • カード会社を装ったメールやSMSに注意
  • リンクをクリックしない
  • 電話で個人情報を聞かれても教えない
  • 不審な場合は、カード会社の公式サイトから直接連絡する

AI監視システムの活用

最新のクレジットカードには、AIによる不正利用監視システムが搭載されています。

AI監視システムの機能

  • 通常と異なる利用パターンを自動検知
  • 高額利用や海外利用があった際に即座に通知
  • 不正利用が疑われる場合、カードを自動停止

AI監視搭載カード

  • 三井住友カード(NL)
  • 楽天カード
  • dカード

家族によるサポート体制

ご家族と一緒にカードを管理すると、より安心です。

家族サポートの方法

  • 利用明細を家族と共有する
  • 高額利用の際は家族に相談する
  • 家族カードを活用し、一つの口座で管理する
  • 定期的にカード利用についての話し合いをする

万が一の対応マニュアル

トラブルが発生した際の対応手順を確認しておきましょう。

紛失・盗難時の対応

  1. すぐにカード会社に連絡(24時間対応の窓口へ)
  2. 警察に届け出る(盗難の場合)
  3. カードの利用停止手続きをする
  4. 再発行の手続きをする

不正利用が疑われる場合

  1. カード会社に連絡し、取引内容を確認
  2. 不正利用と認められれば、カード会社が補償
  3. カードを新しい番号で再発行

主要カードの緊急連絡先

カード名緊急連絡先受付時間
楽天カード0120-86-691024時間365日
イオンカード0570-079-11024時間365日
三井住友カード0120-919-45624時間365日
JCB0120-794-08224時間365日

※連絡先は変更される場合があるため、カード裏面や公式サイトで最新情報を確認してください。

現金派との比較メリット

「現金の方が安心」と考える方も多いですが、実はクレジットカードにも多くのメリットがあります。

クレジットカードのメリット

1. 衛生的で安全

  • 現金を触る必要がなく、感染症対策にもなる
  • 大金を持ち歩く必要がない
  • 盗難時も補償がある(現金は補償なし)

2. 家計管理が簡単

  • 利用明細で支出が一目で分かる
  • 家計簿をつける手間が省ける
  • アプリで簡単に確認できる

3. ポイント還元でお得

  • 買い物の度にポイントが貯まる
  • 年間数千円〜数万円の節約になる
  • 日用品の購入にポイントを使える

4. 緊急時の備えになる

  • ATMが閉まっている時間でも買い物ができる
  • 災害時など現金が手に入らない場合の備え
  • 医療費など急な出費にも対応できる

5. ネットショッピングに便利

  • 重い荷物を運ぶ必要がない
  • 外出が困難な時でも買い物ができる
  • 配送してもらえるので体力的に楽

現金のメリット

一方で、現金にもメリットがあります。

1. 使いすぎの心配がない

  • 財布の中身が減るので支出を実感しやすい
  • 予算管理がしやすい

2. どこでも使える

  • カードが使えない小さな店舗でも使える
  • 電波やシステム障害の影響を受けない

3. 操作が不要

  • スマホやアプリの操作が苦手でも使える
  • 暗証番号を覚える必要がない

賢い使い分け

現金とクレジットカードを上手に使い分けることをおすすめします。

クレジットカード利用推奨シーン

  • スーパーマーケットでの買い物
  • ネットショッピング
  • 医療費の支払い
  • 公共料金の支払い(自動引き落とし)
  • 高額な買い物

現金利用推奨シーン

  • 小さな個人店舗
  • 少額決済(100円〜500円程度)
  • カードを忘れた時の予備

使いすぎを防ぐための工夫

クレジットカードの使いすぎを防ぐための具体的な方法をご紹介します。

  • 利用限度額を低めに設定 カード会社に連絡して、利用限度額を必要最低限に設定しましょう。例えば月10万円程度に設定すれば、使いすぎを防げます。
  • 利用通知を設定 カードを使うたびにメールやアプリに通知が来るよう設定すると、使った実感が得られます。
  • 家族と共有 利用明細を家族と共有し、定期的に確認してもらいましょう。
  • 予算を決める 「月にカードで使うのは○万円まで」と決めておき、それを守りましょう。
  • リボ払いは使わない リボ払いは利息が高額になるため、必ず一括払いにしましょう。

認知症への備え

高齢になると認知症のリスクも高まります。早めに対策を考えておきましょう。

  • 家族カードの活用 認知機能が低下した場合に備えて、信頼できる家族に家族カードを持たせておくことを検討しましょう。
  • 成年後見制度の検討 将来的に判断能力が低下した場合に備えて、成年後見制度についても情報収集しておきましょう。
  • 定期的な見直し 年に一度は、カードの利用状況や契約内容を家族と一緒に見直す機会を設けましょう。
  • デジタル遺産の管理 カード情報やパスワードを適切に管理し、万が一の際に家族が対応できるようにしておきましょう。

6. よくある質問(Q&A)

70歳以上の方からよく寄せられる質問と、その回答をまとめました。

Q1. 70歳超えで申し込みやすい職業・条件は?

A. 年金受給者、主婦、無職の方でも申込み可能なカードは多数あります

クレジットカードの審査では、職業よりも「安定した収入があるか」が重視されます。年金は安定収入とみなされるため、年金受給者であれば職業に関係なく申込みが可能です。

申込みやすい条件

  • 年金(国民年金、厚生年金)を受給している
  • 過去に延滞や滞納などの金融事故がない
  • 既存の借入が少ない、またはない
  • 申込内容が正確で虚偽がない

特に申込みやすいカード

  • 楽天カード
  • イオンカードセレクト
  • セゾンカードインターナショナル

これらのカードは、年金受給者や専業主婦の方でも申込み実績が豊富です。


Q2. 年金だけの収入で大丈夫?

A. はい、年金だけの収入でも問題ありません

年金は「安定した継続収入」として多くのクレジットカード会社が認めています。国民年金、厚生年金、共済年金など、どの種類の年金でも審査対象となります。

年金額の目安

  • 月額5万円以上あれば、多くのカードで審査対象となります
  • 年金額が少ない場合でも、配偶者の年金と合算した世帯収入で申告できる場合があります

申込時の記入方法

  • 収入欄には、年金の年額を記入します(月額×12ヶ月)
  • 例:月15万円の年金なら、年収180万円と記入
  • 配偶者の年金も含めて良い場合は、合算して記入

年金受給者向けカードの審査実績

  • 楽天カード:月10万円程度の年金でも審査通過例あり
  • イオンカード:月8万円程度の年金でも審査通過例あり
  • 三井住友カード(NL):月12万円程度の年金でも審査通過例あり

「年金しか収入がない」という理由で審査に落ちることは、基本的にありません。むしろ、安定した収入があることが評価されます。


Q3. 手続きサポートしてくれるカード会社は?

A. 楽天カード、イオンカード、三井住友カードなどがシニア専用窓口を用意しています

高齢者の方でも安心して申込み・利用できるよう、多くのカード会社がサポート体制を整えています。

サポート体制が充実しているカード会社

カード会社サポート内容連絡先
楽天カード24時間365日電話サポート、チャットサポート0120-30-6910
イオンカード店頭での相談窓口、シニア向けサポート0570-071-090
三井住友カード365日電話相談可能、シニア向け丁寧な対応0120-919-456
JCBカードシニア専用サポートデスク0120-592-309
大人の休日倶楽部カード50歳以上専用サポート0570-02-8000

具体的なサポート内容

  • 申込み方法の丁寧な説明
  • 本人確認書類の準備サポート
  • カードの使い方の説明
  • アプリのインストールと操作方法のサポート
  • 利用明細の見方の説明
  • トラブル時の迅速な対応

店頭サポートがあるカード

  • イオンカードセレクト:イオン店舗で申込み・相談が可能
  • セゾンカード:西武・そごう、パルコなどの店舗で対応
  • エポスカード:マルイ店舗で対応

店頭なら、スタッフと対面で相談しながら申込みができるので、初めての方にもおすすめです。


Q4. 審査にはどのくらい時間がかかる?

A. カードによって異なりますが、最短即日から2週間程度です。

審査期間の目安

カード名審査期間カード到着まで
楽天カード2〜3日1週間程度
セゾンカード最短即日即日〜3日
イオンカード2〜3週間3〜4週間
三井住友カード最短5分※1週間程度
JCBカード1週間程度2週間程度

※三井住友カードは即時発行サービスあり

審査を早めるコツ

  • オンライン申込みを利用する
  • 本人確認書類を事前に用意する
  • 申込内容を正確に記入する
  • キャッシング枠を希望しない

Q5. 家族カードと本カードの違いは?

A. 家族カードは本会員の信用力で発行されるため、審査が不要または簡易になります

家族カードの特徴

  • 本会員の信用情報で審査される
  • 利用限度額は本会員と共有
  • 利用明細は本会員に届く
  • 年会費が無料または割安なことが多い

本カードとの比較

項目本カード家族カード
審査本人の信用情報で審査本会員の信用情報で審査
利用限度額個別に設定本会員と共有
ポイント個別に貯まる本会員に合算される
年会費カードによる無料〜割安
利用明細本人に届く本会員に届く

家族カードがおすすめな方

  • 高齢で審査が不安な方
  • 家族と一緒に管理したい方
  • 利用額を家族に見てもらいたい方

Q6. ポイントの有効期限はある?

A. カードによって異なります。一部のカードでは永久不滅ポイントもあります。

主要カードのポイント有効期限

カード名ポイント有効期限備考
楽天カード最後の利用から1年間利用すれば延長される
イオンカード最大2年間WAONポイントは1年間
三井住友カード2〜5年カードランクによる
セゾンカード永久不滅有効期限なし
JCBカード2〜5年カードランクによる
エポスカード2年間加算日から2年間

ポイントを無駄にしないコツ

  • 定期的にポイント残高を確認する
  • 有効期限前にポイントを使う
  • 自動的に商品券やギフトカードに交換する設定を利用する
  • 有効期限がないカード(セゾンカード)を選ぶ

Q7. カードを使わない月も年会費はかかる?

A. 年会費有料のカードは、使用の有無に関わらず年会費がかかります

年会費の仕組み

  • 年会費無料カード:ずっと無料
  • 条件付き無料カード:年1回以上利用すれば無料など
  • 年会費有料カード:使わなくても毎年課金される

年会費無料のおすすめカード

  • 楽天カード:永年無料
  • イオンカードセレクト:永年無料
  • エポスカード:永年無料
  • セゾンカード:永年無料

初めてクレジットカードを作る方は、年会費永年無料のカードをおすすめします。


Q8. 暗証番号を忘れてしまったら?

A. カード会社に連絡すれば、再設定の手続きができます。

対応方法

  1. カード会社のサポートセンターに電話する
  2. 本人確認を行う
  3. 新しい暗証番号を郵送または店頭で受け取る
  4. 暗証番号を変更する

暗証番号を忘れないコツ

  • 誕生日や電話番号など推測されやすい番号は避ける
  • 紙に書いて保管する場合は、カードと別の場所に保管
  • 家族にも伝えておく(信頼できる方のみ)
  • 定期的に使って覚えておく

暗証番号入力を間違えたら? 一定回数(通常3回)間違えると、カードがロックされます。その場合はカード会社に連絡して解除手続きが必要です。


Q9. 海外旅行でも使える?

A. はい、国際ブランド(Visa、Mastercard、JCB等)のマークがあれば海外でも使えます

海外利用のポイント

  • Visa、Mastercardは世界中で使える
  • JCBはアジア圏で強い
  • 事前にカード会社に海外利用を連絡すると安心
  • 海外旅行保険付帯のカードを選ぶ

海外旅行保険付帯カード

  • 大人の休日倶楽部カード:自動付帯
  • 三井住友カード(NL):利用付帯
  • エポスカード:自動付帯

Q10. カードを2枚以上持つことはできる?

A. はい、複数のカードを持つことは可能です。

複数カードを持つメリット

  • 利用シーンに応じて使い分けられる
  • 1枚が使えない時の予備になる
  • 各カードの特典を活用できる

おすすめの組み合わせ

  • 楽天カード(ネットショッピング用)+ イオンカード(スーパー用)
  • 三井住友カード(NL)(メインカード)+ 大人の休日倶楽部カード(旅行用)

注意点

  • 管理が複雑になるため、2〜3枚程度に抑える
  • 短期間に複数申込むと審査に不利
  • 年会費有料カードは本当に必要か検討する

7. まとめと最適カード診断

ここまで、70歳以上の方がクレジットカードを作る際のポイントを詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。

70歳からでもクレジットカードは作れる

この記事を通じて、「70歳からでもクレジットカードは問題なく作れる」ことがお分かりいただけたと思います。

重要ポイントの再確認

  • クレジットカードに年齢上限はほとんどない
  • 審査で重視されるのは年齢ではなく、安定収入(年金含む)と信用情報
  • 年金受給者、専業主婦、無職の方でも申込み可能なカードは多数ある
  • セキュリティ対策やサポート体制が充実したカードを選ぶことが重要

最適なカードを選ぶための3ステップ

ステップ1:利用目的を明確にする

まず、カードを何に使いたいのかを考えましょう。

  • 日常の買い物に使いたい → 楽天カード、イオンカードセレクト
  • セキュリティを重視したい → 三井住友カード(NL)
  • 旅行に使いたい → 大人の休日倶楽部カード
  • ポイントを貯めたい → 楽天カード、オリコカード

ステップ2:サポート体制を確認する

高齢者の方は、サポート体制が充実しているカードを選ぶことが重要です。

  • 24時間サポートがある → 楽天カード、三井住友カード
  • 店頭で相談できる → イオンカード、セゾンカード
  • シニア専用窓口がある → JCBカード、大人の休日倶楽部カード

ステップ3:コストを確認する

年会費や維持コストも考慮しましょう。

  • 初めての方は年会費無料カードがおすすめ
  • 旅行保険などの特典が必要な場合は、年会費有料カードも検討
  • ポイント還元で年会費の元が取れるか計算する

タイプ別おすすめカード診断

あなたに最適なカードを診断しましょう。

タイプA:初めてクレジットカードを作る方

おすすめ:楽天カード

  • 年会費永年無料
  • 審査が比較的柔軟
  • ポイント還元率が高い
  • 24時間サポートで安心
  • アプリが使いやすい

次点:イオンカードセレクト

  • 年会費永年無料
  • 店頭で相談しながら申込める
  • シニア向け優待が充実

タイプB:セキュリティを重視する方

おすすめ:三井住友カード(NL)

  • ナンバーレスでカード情報が見えない
  • AI不正利用監視システム搭載
  • 365日相談可能なサポート
  • 大手銀行系で信頼性が高い

次点:エポスカード

  • カード盗難保障が充実
  • 不正利用の補償が手厚い
  • 専門オペレーターの対応が丁寧

タイプC:イオンでよく買い物をする方

おすすめ:イオンカードセレクト

  • 毎月20日・30日は5%オフ
  • 55歳以上限定の「G.G感謝デー」で5%オフ
  • WAON一体型で便利
  • イオン店舗で相談できる

次点:イオンゴールドカード(招待制)

  • イオンラウンジが無料で使える
  • 旅行保険が付帯
  • ゴールドカードなのに年会費無料

タイプD:旅行が好きな方

おすすめ:大人の休日倶楽部カード

  • JR運賃が最大30%割引
  • 旅行傷害保険が自動付帯
  • 50歳以上限定の特典が充実
  • びゅうツアーが割引

次点:エポスカード

  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 世界中のレストランや施設で優待
  • 年会費無料で旅行保険付き

タイプE:ネットショッピングをよく利用する方

おすすめ:楽天カード

  • 楽天市場での還元率が最大3%以上
  • 楽天経済圏でポイントが貯まりやすい
  • ネット申込みが簡単
  • 配送料の支払いにも便利

次点:Amazon Mastercard(参考情報として)

  • Amazonでの還元率が高い
  • プライム会員ならさらにお得

タイプF:家族と一緒にカードを使いたい方

おすすめ:セゾンカードインターナショナル

  • 家族カードが無料で発行可能
  • 永久不滅ポイントで失効の心配なし
  • 即日発行可能
  • オンライン相談もできる

次点:楽天カード

  • 家族カードが無料
  • ポイントを家族で合算できる
  • 利用明細を家族で共有しやすい

申込み前の最終チェックリスト

カードを申込む前に、以下のチェックリストを確認しましょう。

□ 年金など安定収入がある
□ 過去に延滞や滞納などの金融事故がない
□ 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)を準備している
□ 年金受給口座の情報を把握している
□ カードの利用目的が明確になっている
□ 年会費の有無を確認した
□ サポート体制を確認した
□ セキュリティ対策を理解した
□ 家族に相談した(必要に応じて)
□ 複数のカードに同時申込みしない

クレジットカードで豊かなシニアライフを

クレジットカードは、単なる決済ツールではありません。以下のような豊かなシニアライフを実現する強力な味方となります。

クレジットカードがもたらす価値

1. 利便性の向上

  • 重い財布を持ち歩く必要がない
  • ATMに行く回数が減る
  • ネットショッピングで重い荷物を運ばなくて済む
  • 公共料金の支払いが自動化できる

2. 家計管理の効率化

  • 利用明細で支出が可視化される
  • 家計簿をつける手間が省ける
  • ポイントで節約ができる
  • 年間の支出傾向が分かる

3. 安全性の確保

  • 大金を持ち歩くリスクが減る
  • 現金を盗まれても補償がない、カードなら補償あり
  • 不正利用監視システムで24時間見守り
  • 緊急時の連絡先が明確

4. 生活の質の向上

  • ポイントで日用品が買える
  • 旅行や外食の機会が増える
  • キャッシュレス決済でスムーズな買い物
  • 特典やサービスで生活が豊かに

最後に

70歳以上でも、適切なクレジットカードを選び、正しく使うことで、より便利で豊かな生活を送ることができます。

「年齢」を理由にクレジットカードを諦める必要はありません。この記事で紹介した情報を参考に、ぜひあなたに最適なクレジットカードを見つけて、安心・安全・お得なキャッシュレス生活を始めましょう。

おすすめアクション

  1. まずは年会費無料の楽天カードかイオンカードセレクトから始める
  2. 申込みはオンラインか、店頭で相談しながら行う
  3. カードが届いたら、まず少額の買い物から試す
  4. 利用明細を定期的に確認する習慣をつける
  5. 困った時はサポートセンターに気軽に相談する

クレジットカードは、正しく理解し、賢く使えば、シニア世代の強い味方になります。この記事が、あなたのクレジットカード選びの参考になれば幸いです。

安心・安全なキャッシュレスライフを楽しみましょう!