【2025年最新】18歳から作れるおすすめクレジットカード20選|学生・未成年向け完全ガイド

18歳になったら、クレジットカードを作りたいと考える方も多いのではないでしょうか。2022年の民法改正により、18歳から親の同意なしでクレジットカードを作れるケースが増えましたが、「審査に通るか不安」「どのカードを選べばいいかわからない」「高校生でも作れるの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。

本記事では、18歳から作れるおすすめのクレジットカード20選を紹介するとともに、審査通過のコツ、親の同意の必要性、早期にクレジットカードを持つメリット、安全な使い方まで、初めてクレジットカードを作る方が知っておくべき情報を徹底解説します。

この記事を読めば、あなたに最適なクレジットカードが見つかり、賢く安全にカードを活用できるようになるはずです。


1. 18歳からクレジットカードを作る時のルールと注意点

2022年4月の民法改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。これにより、18歳以上であれば、多くのカード会社で独自名義によるクレジットカードの発行が可能になりました。

1.1 基本的な申込条件

18歳からクレジットカードを作る際には、以下の基本条件を満たす必要があります。

  • 満18歳以上であること
  • 原則として高校生でないこと(一部例外あり)
  • 安定した収入があること、または学生であること
  • 日本国内に居住していること

ただし、カード会社によって細かい条件が異なるため、申し込み前に必ず公式サイトで確認することが重要です。

1.2 主要カードの申込条件比較

カード名申込条件年会費高校生の申込
三井住友カード(NL)満18歳以上(高校生除く)永年無料不可
JCB CARD W18~39歳限定(高校生除く)永年無料不可
楽天カード満18歳以上(高校生除く)永年無料不可
イオンカードセレクト満18歳以上永年無料卒業見込みなら可
学生専用ライフカード満18歳以上25歳以下の学生永年無料卒業見込みなら可
エポスカード満18歳以上(高校生除く)永年無料不可
PayPayカード満18歳以上(高校生除く)永年無料不可
セゾンカード満18歳以上(高校生除く)永年無料不可

1.3 18歳でクレジットカードを作る際の注意点

18歳からクレジットカードを作る際には、以下の点に注意が必要です。

  • 高校生は原則として申し込めない ほとんどのクレジットカードは、18歳以上でも高校生は申し込めません。ただし、卒業見込みの場合は一部のカード(イオンカードセレクト、学生専用ライフカードなど)で申し込みが可能です。
  • カード会社によって親の同意が必要な場合がある 民法改正により18歳から成人となりましたが、カード会社の独自ルールにより、20歳未満は親の同意が必要とされる場合があります。
  • 審査基準は厳しめ 18歳は社会的信用がまだ低いため、審査は比較的慎重に行われます。特に、過去に携帯電話料金や奨学金の延滞がある場合は審査に影響する可能性があります。
  • 利用限度額は低めに設定される 初めてクレジットカードを作る18歳の場合、利用限度額は10万円~30万円程度に設定されることが一般的です。

2. 親の同意は必要?民法改正と高校生申込条件

2.1 民法改正による変化

2022年4月1日の民法改正により、成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。この改正により、18歳・19歳の方は法律上「成人」となり、親の同意なしで契約を結べるようになりました。

これにより、多くのクレジットカード会社では18歳以上であれば親の同意なしでカードを申し込めるようになっています。

2.2 親の同意が必要なケース

ただし、カード会社によっては独自の審査基準として、20歳未満の申込者に対して親の同意を求める場合があります。

親の同意が必要となる主なケース

  • カード会社の規約で20歳未満は親の同意が必要と定められている場合
  • 学生専用カードで親権者の同意を条件としている場合
  • 審査の過程で追加確認として親の同意を求められる場合

2.3 親の同意方法

親の同意が必要な場合、以下のような方法で確認が行われます。

同意方法内容所要時間
同意書の提出親権者が署名・捺印した同意書を郵送またはアップロード数日~1週間
電話確認カード会社から親権者へ電話で同意確認即日~数日
オンライン同意親権者がオンラインで同意手続きを完了即日

2.4 高校生の申込条件

原則として、高校生はクレジットカードを作ることができません。ただし、以下のような例外があります。

高校生でも申し込める条件

  • 卒業年度の1月以降で、進学先が決定している場合
  • 18歳以上で高校を卒業している場合
  • 定時制高校や通信制高校に通いながら、社会人として働いている場合(一部カード会社)

高校生が申し込めるカード例

  • イオンカードセレクト:卒業見込みの高校生(3年生の1月1日以降)
  • 学生専用ライフカード:卒業見込みの高校生
  • 家族カード:親が持つクレジットカードの家族カードとして発行可能

3. クレジットカードを早く持つメリット(信用構築・学生特典)

18歳からクレジットカードを持つことには、多くのメリットがあります。特に、将来の信用構築と学生限定の特典は見逃せないポイントです。

3.1 信用情報(クレジットヒストリー)の構築

クレジットカードを早期に持つ最大のメリットは、信用情報(クレジットヒストリー、通称「クレヒス」)を構築できることです。

クレジットヒストリーとは

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用履歴・返済履歴のことで、個人信用情報機関に記録されます。適切な利用と返済を続けることで、良好なクレヒスが構築され、将来の以下のような場面で有利になります。

  • より高額なクレジットカードの審査
  • 住宅ローンや自動車ローンの審査
  • 賃貸物件の契約
  • ゴールドカードやプラチナカードへのアップグレード

早期からのクレヒス構築の重要性

18歳から適切にクレジットカードを利用することで、社会人になる前から良好なクレヒスを積み重ねることができます。これは、将来的な金融活動において大きなアドバンテージとなります。

3.2 学生限定の特典・高還元率

多くのクレジットカード会社は、学生向けに特別な特典やサービスを提供しています。

学生向け特典の例

カード名学生向け特典通常還元率学生特典還元率
三井住友カード(NL)対象のサブスクで最大10%ポイント還元0.5%最大10%
JCB CARD W39歳以下限定の高還元率カード1.0%最大10.5%(特約店)
学生専用ライフカード海外利用で3%キャッシュバック0.5%海外3%還元
楽天カード楽天学割との併用でポイントアップ1.0%最大3%

3.3 キャッシュレス決済の習慣化

18歳からクレジットカードを持つことで、キャッシュレス決済の習慣が身につきます。これにより、以下のようなメリットがあります。

  • 現金を持ち歩く必要がなく、安全性が高まる
  • 利用明細が自動で記録され、家計管理がしやすい
  • ポイント還元により、現金払いよりお得に買い物ができる
  • オンラインショッピングやサブスクリプションサービスの支払いが便利

3.4 緊急時の備え

万が一の緊急時に、クレジットカードがあれば一時的な支払いに対応できます。特に、以下のような場面で役立ちます。

  • 急な医療費の支払い
  • 帰省や旅行中のトラブル対応
  • 教科書や参考書などの突発的な出費
  • 就職活動における交通費や宿泊費

ただし、緊急時の利用後は、計画的に返済することが重要です。


4. 18歳におすすめのクレジットカード最新ランキング

ここでは、18歳から作れるおすすめのクレジットカード20選を、年会費、ポイント還元率、特典などの観点からランキング形式で紹介します。

4.1 総合ランキングTOP10

順位カード名年会費ポイント還元率主な特徴おすすめ度
1位三井住友カード(NL)永年無料0.5~7%学生ポイント最大10%、即日発行可能★★★★★
2位JCB CARD W永年無料1.0~10.5%39歳以下限定、高還元率★★★★★
3位楽天カード永年無料1.0~3%楽天経済圏で高還元、審査通過しやすい★★★★★
4位イオンカードセレクト永年無料0.5~1%イオン系列でお得、高校生可★★★★☆
5位エポスカード永年無料0.5%マルイで10%OFF、海外旅行保険付帯★★★★☆
6位学生専用ライフカード永年無料0.5%海外利用3%キャッシュバック★★★★☆
7位PayPayカード永年無料1.0%PayPayとの連携でお得★★★★☆
8位セゾンカードインターナショナル永年無料0.5%永久不滅ポイント、即日発行可能★★★☆☆
9位リクルートカード永年無料1.2%高還元率、リクルートサービスでお得★★★☆☆
10位dカード永年無料1.0%ドコモユーザーにお得、dポイント貯まる★★★☆☆

4.2 年会費無料のおすすめカード

18歳で初めてクレジットカードを作る場合、年会費無料のカードから始めることをおすすめします。

年会費無料カードのメリット

  • 維持コストがかからない
  • 使わなくても損をしない
  • 複数枚持っても負担にならない

おすすめ年会費無料カード5選

  1. 三井住友カード(NL)
    • 年会費:永年無料
    • 還元率:0.5~7%(学生は最大10%)
    • 特徴:ナンバーレスで安全性が高く、コンビニ・ファストフード店で高還元
  2. JCB CARD W
    • 年会費:永年無料
    • 還元率:1.0~10.5%
    • 特徴:39歳以下限定、Amazonやセブン-イレブンで高還元
  3. 楽天カード
    • 年会費:永年無料
    • 還元率:1.0~3%
    • 特徴:楽天市場での買い物で常時3%以上、入会キャンペーンが充実
  4. イオンカードセレクト
    • 年会費:永年無料
    • 還元率:0.5~1%
    • 特徴:イオン系列で5%OFF、高校生の卒業見込みでも申込可
  5. エポスカード
    • 年会費:永年無料
    • 還元率:0.5%
    • 特徴:マルイで年4回10%OFF、海外旅行保険が自動付帯

4.3 ポイント還元率重視のおすすめカード

ポイント還元率を重視する方には、以下のカードがおすすめです。

カード名基本還元率特約店還元率ポイントの使いやすさ
JCB CARD W1.0%最大10.5%(Amazon、セブン-イレブンなど)★★★★★
リクルートカード1.2%最大4.2%(ポンパレモール)★★★☆☆
楽天カード1.0%最大3%(楽天市場)★★★★★
dカード1.0%最大4.5%(dカード特約店)★★★★☆
PayPayカード1.0%最大5%(Yahoo!ショッピング)★★★★☆

4.4 学生向け特典が充実しているカード

学生の方には、学生限定の特典が充実しているカードがおすすめです。

学生向け特典充実カード5選

  1. 三井住友カード(NL)
    • 学生特典:対象のサブスクサービス(LINE MUSIC、U-NEXTなど)で最大10%ポイント還元
    • 学生特典:対象の携帯料金支払いで最大2%ポイント還元
  2. 学生専用ライフカード
    • 学生特典:海外利用分の3%キャッシュバック
    • 学生特典:誕生月はポイント3倍
  3. JCB CARD W
    • 39歳以下限定:ポイント常時2倍(還元率1.0%)
    • 特約店:Amazonで還元率最大10.5%
  4. 楽天カード
    • 楽天学割:楽天市場でのポイント倍率アップ
    • 楽天ブックス:書籍購入でポイント還元
  5. イオンカードセレクト
    • 学生特典:卒業見込みの高校生でも申込可能
    • イオンシネマ:映画鑑賞料金が割引

4.5 即日発行可能なカード

急いでクレジットカードが必要な方には、即日発行可能なカードがおすすめです。

カード名最短発行時間受取方法
三井住友カード(NL)最短10秒アプリで即時利用可能
セゾンカードインターナショナル最短即日店頭受取
エポスカード最短即日マルイ店舗で受取
イオンカード最短即日イオン店舗で受取(仮カード)

4.6 その他のおすすめカード10選

11位~20位のおすすめカード

  1. au PAYカード:au経済圏でお得、Pontaポイントが貯まる
  2. ビックカメラSuicaカード:ビックカメラで最大11.5%還元、Suicaチャージでポイント
  3. ファミマTカード:ファミリーマートで還元率アップ
  4. セブンカード・プラス:セブン&アイグループでお得
  5. Likeme by saison card:U25応援キャンペーン、セゾンカウンター即日発行
  6. JALカード navi(学生専用):学生限定JALマイルカード
  7. ANAカード(学生用):学生限定ANAマイルカード
  8. VIEW カード:JR東日本利用者におすすめ
  9. Orico Card THE POINT:入会後6ヶ月は還元率2%
  10. VIASOカード:オートキャッシュバック機能

5. 審査に通るためのポイント・注意点

18歳でクレジットカードを申し込む際、審査に通るためのポイントを押さえておくことが重要です。

5.1 審査で重視される項目

クレジットカードの審査では、以下の項目が重視されます。

審査項目内容18歳での対策
年齢申込条件を満たしているか18歳以上、高校生でないことを確認
収入安定した収入があるかアルバイト収入でも正直に申告
職業・学籍職業や学生であることの確認学生証や在籍証明を準備
信用情報過去の返済履歴携帯料金や奨学金の延滞に注意
他社借入他のカード・ローンの状況複数同時申込を避ける

5.2 審査に通るためのコツ

1. 正確な情報を申告する

申込時には、すべての情報を正確に記入することが最も重要です。虚偽の申告は審査落ちの原因となります。

  • 収入:アルバイト収入は年収換算で正確に記入
  • 職業:学生の場合は「学生」を選択
  • 連絡先:確実に連絡が取れる電話番号・メールアドレスを記入

2. アルバイト収入でも正直に申告

18歳の学生の場合、アルバイト収入でも審査に通る可能性は十分にあります。収入額は以下のように計算します。

年収 = 月平均アルバイト収入 × 12ヶ月
例:月4万円の場合 → 年収48万円

収入が少なくても、「0円」と記入するより、実際の収入を記入する方が審査には有利です。

3. 携帯電話料金の支払いに注意

携帯電話の端末代金を分割払いにしている場合、これも信用情報に記録されます。携帯料金の延滞がある場合、クレジットカードの審査に影響する可能性があります。

4. 複数のカードに同時申込しない

短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなります。1枚ずつ、確実に申し込むことをおすすめします。

5. 最初は審査が緩めのカードを選ぶ

初めてクレジットカードを作る場合は、以下のような審査が比較的緩めと言われるカードから始めることをおすすめします。

  • 楽天カード
  • イオンカードセレクト
  • エポスカード
  • PayPayカード

5.3 審査落ちの主な原因

18歳でクレジットカードの審査に落ちる主な原因は以下の通りです。

審査落ちの主な原因

  1. 虚偽の申告:収入や職業などを偽って申告した
  2. 信用情報に傷がある:携帯料金や奨学金の延滞履歴がある
  3. 申込書類の不備:必要事項が記入されていない、または誤りがある
  4. 他社での借入が多い:すでに複数のクレジットカードやローンを利用している
  5. 短期間に複数申込:申込ブラックの状態になっている
  6. 収入が極端に少ない:安定した収入が見込めないと判断された
  7. 親の同意が得られない:親の同意が必要なカードで同意が確認できなかった

5.4 審査に落ちた場合の対処法

もし審査に落ちてしまった場合は、以下の対処法を試してみましょう。

  1. 6ヶ月間は再申込を待つ:申込情報は6ヶ月間記録されるため、その期間は待つ
  2. 信用情報を確認する:CIC、JICC、KSCなどの信用情報機関で自分の情報を確認
  3. 携帯料金などの支払いを確実に行う:新たな延滞を発生させない
  4. 別のカード会社に申し込む:審査基準はカード会社ごとに異なる
  5. 家族カードから始める:親のクレジットカードの家族カードを利用する

6. よくある質問

18歳からクレジットカードを作る際によくある質問をまとめました。

6.1 高校生でも作れるケースや条件

Q. 高校生でもクレジットカードは作れますか?

A. 原則として高校生はクレジットカードを作ることができません。ただし、以下の条件を満たす場合は例外的に作れるカードもあります。

高校生が作れるカードの条件

  • 卒業年度の1月1日以降であること
  • 進学先(大学・専門学校など)が決定していること
  • 18歳以上であること

高校生が作れるカード例

  1. イオンカードセレクト:卒業見込みの高校生(3年生の1月1日以降)が申込可能
  2. 学生専用ライフカード:卒業見込みの高校生が申込可能
  3. 家族カード:親が持つクレジットカードの家族カードとして発行可能

Q. 高校を卒業していれば、18歳でも作れますか?

A. はい、高校を卒業していれば、18歳であってもほとんどのクレジットカードに申し込むことができます

6.2 フリーターやアルバイトでもOK?

Q. フリーターやアルバイトでもクレジットカードは作れますか?

A. はい、フリーターやアルバイトでもクレジットカードを作ることができます。ただし、以下の条件を満たすことが重要です。

フリーター・アルバイトが審査に通るポイント

  1. 安定した収入があること
    • 継続して働いていることが重要
    • 月収は多くなくても、毎月一定の収入があれば問題ない
    • 目安:月収3万円以上(年収36万円以上)
  2. 勤続期間が一定以上あること
    • 最低でも3ヶ月以上の勤続が望ましい
    • 1年以上働いていると審査に有利
  3. 正確な収入を申告すること
    • 実際のアルバイト収入を正直に記入
    • 年収は月収×12ヶ月で計算

フリーター・アルバイトにおすすめのカード

  • 楽天カード:アルバイトでも審査通過率が高い
  • イオンカードセレクト:主婦・アルバイトにも人気
  • エポスカード:審査が比較的緩め

6.3 ゴールドカードは作れる?

Q. 18歳でもゴールドカードは作れますか?

A. はい、一部のゴールドカードは18歳から申し込むことができます。ただし、審査基準は一般カードよりも厳しく、一定の収入や信用情報が必要です。

18歳から作れるゴールドカード例

カード名年会費申込条件主な特典
MUFGカード ゴールド初年度無料、2年目以降2,095円18歳以上で安定収入空港ラウンジ、海外旅行保険
三井住友カード ゴールド(NL)年間100万円利用で翌年以降永年無料満18歳以上(高校生除く)年間100万円利用で10,000ポイント還元
楽天ゴールドカード2,200円20歳以上(18歳は不可)楽天市場で還元率アップ

18歳でゴールドカードを作るメリット

  • 一般カードより充実した付帯サービス
  • 空港ラウンジが利用できる
  • 旅行保険の補償額が高い
  • 若いうちからステータスカードを持てる

18歳でゴールドカードを作る際の注意点

  • 審査は一般カードより厳しい
  • 年会費が必要(無料カードもあり)
  • 十分な収入がない場合は審査に通りにくい
  • まずは一般カードで信用を積むことをおすすめ

Q. 学生でもゴールドカードは作れますか?

A. 学生の場合、ゴールドカードの審査に通るのは難しいケースが多いです。まずは年会費無料の一般カードから始め、利用実績を積んでからゴールドカードにアップグレードすることをおすすめします。

6.4 その他のよくある質問

Q. クレジットカードの利用限度額はどのくらいですか?

A. 18歳で初めてクレジットカードを作る場合、利用限度額は10万円~30万円程度に設定されることが一般的です。利用実績を積むことで、徐々に限度額が上がっていきます。

Q. 複数のクレジットカードを同時に申し込んでも大丈夫ですか?

A. 短期間に複数のクレジットカードに申し込むと、「申込ブラック」と呼ばれる状態になり、審査に通りにくくなります。1枚ずつ、確実に申し込むことをおすすめします。

Q. クレジットカードの年会費は必ず払わないといけませんか?

A. 年会費無料のクレジットカードを選べば、年会費を払う必要はありません。初めてクレジットカードを作る場合は、年会費無料のカードから始めることをおすすめします。

Q. 海外旅行保険は自動で付いていますか?

A. クレジットカードによって異なります。自動付帯(カードを持っているだけで保険が適用)と利用付帯(旅行代金をカードで支払った場合のみ保険が適用)があります。詳細はカード会社の規約を確認してください。


7. クレジットカードを安全に使う方法(未成年の使いすぎ防止/トラブル回避)

18歳からクレジットカードを持つ場合、安全に使うための知識が重要です。ここでは、使いすぎを防ぎ、トラブルを回避するための方法を解説します。

7.1 利用限度額の設定と管理

利用限度額を低めに設定する

初めてクレジットカードを持つ場合は、利用限度額を低めに設定することで、使いすぎを防ぐことができます。

  • 初期設定:10万円~20万円程度
  • 必要に応じて徐々に引き上げる
  • カード会社のアプリやウェブサイトで簡単に変更可能

アプリで利用状況を常にチェック

多くのクレジットカード会社は、スマートフォンアプリを提供しています。アプリを活用することで、リアルタイムで利用状況を確認できます。

アプリ機能メリット
利用通知カード利用時に即座に通知が届く
利用明細いつ、どこで、いくら使ったかが一目でわかる
利用限度額残りの利用可能額を確認できる
ポイント残高貯まったポイントを確認できる
支払額次回の支払額を確認できる

7.2 支払い方法の選択

一括払いを基本とする

クレジットカードの支払い方法には、一括払い、分割払い、リボ払いなどがありますが、18歳で初めてカードを持つ場合は、一括払いを基本とすることをおすすめします。

支払方法メリットデメリットおすすめ度
一括払い手数料なし、支出管理しやすい一度に支払う金額が大きい★★★★★
2回払い手数料なし(多くのカード)管理がやや複雑★★★☆☆
分割払い月々の支払いが少ない手数料が発生、総支払額が増える★☆☆☆☆
リボ払い月々の支払いが一定手数料が高い、残高が減りにくい☆☆☆☆☆

リボ払いの危険性

リボ払いは、月々の支払額が一定で便利に見えますが、以下のような危険性があります。

  • 手数料(金利)が年率15%前後と非常に高い
  • 元金が減りにくく、返済が長期化する
  • 総支払額が大幅に増える
  • 気づかないうちに借金が膨らむ

例:10万円をリボ払いで月1万円ずつ返済した場合

  • 支払回数:11回
  • 手数料合計:約7,500円
  • 総支払額:約107,500円

7.3 毎月の支払い期限を守る

支払い遅延のリスク

クレジットカードの支払いが遅れると、以下のようなリスクがあります。

  1. 遅延損害金の発生:年率14.6%程度の遅延損害金が発生
  2. 信用情報に傷がつく:61日以上の延滞で「異動」情報が記録される
  3. カードの利用停止:新規の利用ができなくなる
  4. 将来の審査に影響:住宅ローンやカードの審査に悪影響

支払い期限を守るコツ

  • 口座に余裕を持って資金を準備する
  • 引き落とし日の前日に残高を確認する
  • 口座振替の設定を確実に行う
  • スマートフォンのリマインダー機能を活用

7.4 不正利用への対策

不正利用を防ぐための対策

  1. カード情報を他人に教えない
    • カード番号、有効期限、セキュリティコードは絶対に他人に教えない
    • SNSなどでカード情報を公開しない
  2. 怪しいサイトで利用しない
    • SSL対応(URLがhttpsで始まる)のサイトでのみ利用
    • 信頼できるショップでのみ利用する
  3. 定期的に利用明細をチェック
    • 身に覚えのない利用がないか確認
    • 少額の不正利用にも注意
  4. カード会社のセキュリティサービスを活用
    • 本人認証サービス(3Dセキュア)を設定
    • 利用通知メールを有効にする

不正利用が疑われる場合の対処法

  1. すぐにカード会社に連絡
  2. カードの利用を停止
  3. 警察に届け出る(必要に応じて)
  4. カード会社の補償制度を利用

多くのクレジットカードには、不正利用に対する補償制度があり、被害額を補償してもらえる場合があります。

7.5 使いすぎを防ぐための心得

18歳がクレジットカードを使う際の心得

  1. 現金と同じように考える:後払いでも、実際にお金が減ることを意識する
  2. 予算を決める:月々のカード利用額の上限を決めておく
  3. 衝動買いを避ける:本当に必要なものか一度考える
  4. 家計簿をつける:アプリなどで支出を記録する
  5. ポイント目当てで無駄遣いしない:ポイントを貯めるために不要な買い物をしない

8. デビットカード・プリペイドカードとの比較

クレジットカード以外にも、デビットカードやプリペイドカードという選択肢があります。それぞれの特徴を比較してみましょう。

8.1 3種類のカードの違い

項目クレジットカードデビットカードプリペイドカード
利用可能年齢満18歳以上(高校生除く)15歳以上(中学生除く)年齢制限なし
審査あり原則なしなし
支払方法後払い(翌月または翌々月)即時引落(銀行口座から)事前チャージ
利用限度額カード会社が設定(10~30万円程度)口座残高までチャージ残高まで
ポイント還元高いものが多い(0.5~1%以上)低めが多い(0.2~0.5%)低めまたはなし
信用構築できるできないできない
海外利用利用可能利用可能一部可能
分割払い可能不可不可
年会費無料~有料無料が多い無料が多い

8.2 それぞれのメリット・デメリット

クレジットカードのメリット・デメリット

メリット

  • ポイント還元率が高い
  • 信用情報(クレヒス)を構築できる
  • 分割払いやリボ払いが選択できる
  • 付帯サービス(旅行保険など)が充実
  • 後払いなので手持ち資金がなくても利用可能

デメリット

  • 使いすぎるリスクがある
  • 審査がある
  • 支払いを忘れると信用情報に傷がつく
  • 18歳未満は作れない

デビットカードのメリット・デメリット

メリット

  • 審査不要で作りやすい
  • 即時引落なので使いすぎを防げる
  • 15歳から作れる
  • 年会費無料のものが多い

デメリット

  • ポイント還元率が低め
  • 信用情報を構築できない
  • 分割払いができない
  • 口座残高がないと利用できない
  • 一部の加盟店で利用できない場合がある

プリペイドカードのメリット・デメリット

メリット

  • 審査不要、年齢制限なし
  • 事前チャージなので使いすぎない
  • 紛失時の被害が限定的

デメリット

  • ポイント還元がないものが多い
  • 信用情報を構築できない
  • チャージの手間がかかる
  • 利用できる店舗が限られる場合がある

8.3 どのカードを選ぶべきか

こんな人にはクレジットカードがおすすめ

  • 18歳以上で、将来のために信用情報を構築したい
  • ポイント還元を重視したい
  • 海外旅行保険などの付帯サービスを利用したい
  • 分割払いを利用する可能性がある
  • 自己管理ができる

こんな人にはデビットカードがおすすめ

  • 15~17歳でカードを持ちたい
  • クレジットカードの審査に通らなかった
  • 使いすぎが心配
  • 後払いに抵抗がある
  • 口座管理をしっかりできる

こんな人にはプリペイドカードがおすすめ

  • 中学生以下でカードを持ちたい
  • お小遣い管理の練習をしたい
  • 特定のサービス(交通系ICカードなど)のみで利用したい
  • カード初心者で、まずは少額から試したい

8.4 併用のすすめ

実は、これらのカードは併用することで、それぞれのメリットを最大限に活用できます。

おすすめの組み合わせ例

  1. クレジットカード + デビットカード
    • クレジットカード:大きな買い物や海外旅行で利用
    • デビットカード:日常的な買い物で利用(使いすぎ防止)
  2. クレジットカード + プリペイドカード(交通系)
    • クレジットカード:ポイント還元目的で利用
    • 交通系プリペイド:通学・通勤で利用

9. 申し込み手順&必要書類まとめ

18歳からクレジットカードを作る際の申し込み手順と必要書類を詳しく解説します。

9.1 申し込み手順(Web申込の場合)

現在、ほとんどのクレジットカードはWebから簡単に申し込むことができます。

申し込みの基本的な流れ

  1. カードを選ぶ
    • 年会費、ポイント還元率、特典などを比較
    • 自分のライフスタイルに合ったカードを選択
  2. 公式サイトにアクセス
    • カード会社の公式サイトから申し込みページへ
    • キャンペーンコードがある場合は入力
  3. 申込情報を入力
    • 氏名、生年月日、住所、電話番号
    • 職業(学生・アルバイトなど)
    • 年収(アルバイト収入など)
    • 親の同意情報(必要な場合)
  4. 本人確認書類の提出
    • 運転免許証、マイナンバーカードなどをアップロード
    • または郵送で提出
  5. 審査
    • カード会社が審査を実施
    • 最短即日~数週間
  6. 審査結果の通知
    • メールまたは郵送で通知
    • 即日発行カードの場合はアプリで利用開始
  7. カードの受け取り
    • 郵送で自宅に届く(本人限定受取が多い)
    • または店頭で受け取り
  8. カードの有効化
    • カード裏面にサインをする
    • アプリやWebサイトで初期設定

9.2 必要書類

クレジットカードの申し込みには、以下の書類が必要です。

本人確認書類(いずれか1点)

書類名備考
運転免許証最も一般的な本人確認書類
マイナンバーカード顔写真付きで有効
パスポート顔写真ページをアップロード
健康保険証追加書類が必要な場合あり
学生証学生の場合、補助書類として有効
住民票の写し発行から6ヶ月以内のもの

銀行口座情報

  • 銀行名、支店名
  • 口座番号
  • 口座名義

多くのカード会社では、オンラインで口座設定ができます。

その他必要な情報

  • メールアドレス(連絡用)
  • 電話番号(本人確認用)
  • 親の同意書(20歳未満で必要な場合)

9.3 親の同意が必要な場合の手順

カード会社によっては、20歳未満の申込者に対して親の同意を求める場合があります。

親の同意確認方法

  1. 同意書の提出
    • カード会社指定の同意書に親権者が署名・捺印
    • 郵送またはアップロードで提出
  2. 電話確認
    • カード会社から親権者へ電話で同意確認
    • 申込内容を確認し、同意の意思を確認
  3. オンライン同意
    • 親権者がオンラインで同意手続きを完了
    • メールで送られたURLから手続き

親の同意を得る際のポイント

  • 事前に親にクレジットカードを作りたい理由を説明
  • カードの利用目的や管理方法を明確にする
  • 利用限度額を低めに設定することを伝える
  • 毎月の利用明細を一緒に確認することを約束

9.4 申し込みから利用開始までの期間

カード名最短発行期間利用開始までの期間
三井住友カード(NL)最短10秒(アプリで番号発行)即日利用可能
エポスカード最短即日(店頭受取)即日利用可能
セゾンカード最短即日(店頭受取)即日利用可能
楽天カード約1週間カード到着後
JCB CARD W約1週間カード到着後
イオンカード約2週間(仮カードは即日)仮カードは即日利用可能

9.5 申し込み時の注意点

申込情報は正確に入力

  • 虚偽の情報は審査落ちの原因
  • 収入は実際の金額を正直に記入
  • 連絡先は確実に連絡が取れるものを記入

複数同時申込は避ける

  • 短期間に複数のカードに申し込むと「申込ブラック」になる
  • 1枚ずつ確実に申し込む

キャンペーンを確認

  • 新規入会キャンペーンを活用
  • ポイントサイト経由でさらにお得になる場合も

利用規約をよく読む

  • 年会費の条件
  • ポイント付与の条件
  • 支払い方法や期日

10. 【体験談・口コミ】18歳・大学生・若者のリアルな活用例

実際に18歳からクレジットカードを使っている方々の体験談や口コミを紹介します。

10.1 三井住友カード(NL)利用者の声

Aさん(大学1年生・18歳)
Aさん(大学1年生・18歳)

「大学入学と同時に三井住友カード(NL)を作りました。コンビニやマクドナルドでタッチ決済すると7%還元になるので、毎日の買い物でどんどんポイントが貯まります。アプリで使った金額がすぐわかるので、使いすぎることもなく安心して使えています。学生向けの特典で、LINEミュージックの支払いが最大10%還元になるのも嬉しいです。」

10.2 JCB CARD W利用者の声

Bさん(大学2年生・19歳)
Bさん(大学2年生・19歳)

「39歳以下限定のJCB CARD Wを選びました。Amazonで買い物することが多いのですが、このカードだとAmazonでの還元率が高くて、教科書や参考書を買うときにかなりお得です。セブン-イレブンでも還元率が高いので、コンビニでの買い物でもポイントがザクザク貯まります。年会費永年無料なのも学生には助かります。」

10.3 楽天カード利用者の声

Cさん(専門学校生・18歳)
Cさん(専門学校生・18歳)

「最初のクレジットカードとして楽天カードを選びました。審査も早くて、申し込みから1週間くらいでカードが届きました。楽天市場でよく買い物をするので、ポイント還元率が高くて本当に便利です。新規入会キャンペーンで5,000ポイントもらえたのも嬉しかったです。楽天ポイントは楽天市場だけでなく、コンビニやファストフード店でも使えるので、ポイントの使い道に困りません。」

10.4 イオンカードセレクト利用者の声

Dさん(高校3年生・18歳・卒業見込み)
Dさん(高校3年生・18歳・卒業見込み)

「高校3年生の1月に、進学先が決まったのでイオンカードセレクトを申し込みました。高校生でも卒業見込みなら作れるカードは少ないので助かりました。イオンでアルバイトをしているので、イオンでの買い物が5%オフになる特典が便利です。一人暮らしの準備で家具や家電を買うときにも、ポイントが貯まって節約になりました。」

10.5 学生専用ライフカード利用者の声

Eさん(大学3年生・20歳)
Eさん(大学3年生・20歳)

「海外旅行が好きなので、学生専用ライフカードを作りました。海外利用分が3%キャッシュバックされるので、留学や旅行のときにとても助かっています。海外旅行保険も自動付帯なので、別途保険に入る必要がなくて経済的です。誕生月はポイント3倍になるので、その月に大きな買い物をするようにしています。」

10.6 エポスカード利用者の声

Fさん(フリーター・19歳)
Fさん(フリーター・19歳)

「高校を卒業してフリーターとして働いています。アルバイトの収入でも審査に通るか不安でしたが、エポスカードは無事に作れました。マルイで年4回10%オフになるので、洋服を買うときに利用しています。海外旅行保険が自動付帯なのも魅力で、友達と海外旅行に行くときも安心です。年会費無料で維持費がかからないのも、フリーターには助かります。」

10.7 信用構築のための利用例

Gさん(大学4年生・21歳)
Gさん(大学4年生・21歳)

「18歳のときからクレジットカードを使い始めて、もう3年以上になります。毎月少額でも必ず利用して、期日通りに支払うことを心がけてきました。その結果、最近では利用限度額が50万円まで上がりましたし、ゴールドカードへのインビテーションも届きました。就職後に車のローンを組むときにも、この信用情報が役立つと思います。早くからクレジットカードを持って、きちんと使い続けることの大切さを実感しています。」

10.8 失敗談から学ぶ

Hさん(大学2年生・19歳)
Hさん(大学2年生・19歳)

「最初は調子に乗って使いすぎてしまい、支払いが大変だったことがあります。リボ払いにすれば月々の支払いが楽になると思って設定したら、手数料がどんどん膨らんで後悔しました。それからは必ず一括払いにして、アプリで毎日利用状況をチェックするようにしています。使いすぎないためには、『クレジットカードは魔法のカードではなく、後で必ず支払うお金』という意識を持つことが大切だと学びました。」


11. よくある失敗&解決策(作れなかった場合・使いすぎの防止策)

18歳でクレジットカードを作る際によくある失敗と、その解決策をまとめました。

11.1 審査に落ちた場合の失敗例と解決策

失敗例1:虚偽の申告をしてしまった

「年収を多めに申告したら審査に落ちてしまいました。」

解決策

  • 必ず正確な情報を申告する
  • アルバイト収入は年収換算(月収×12)で正確に計算
  • 少額でも正直に申告する方が審査には有利

失敗例2:携帯料金を延滞していた

「携帯電話の支払いを何度か遅らせてしまっていて、審査に落ちました。」

解決策

  • 携帯料金の支払いは必ず期日通りに行う
  • 分割払いの端末代も信用情報に記録される
  • 延滞がある場合は、まず延滞を解消してから申し込む
  • 延滞情報は5年間記録されるため、その間は審査が厳しくなる

失敗例3:複数のカードに同時申込してしまった

「早くカードが欲しくて、5枚のカードに同時に申し込んだら、全部審査に落ちました。」

解決策

  • 短期間(1ヶ月以内)に複数のカードに申し込まない
  • 申込情報は6ヶ月間記録される
  • 1枚ずつ確実に申し込み、審査結果を待つ
  • どうしても複数欲しい場合は、最低でも1ヶ月以上間隔を空ける

失敗例4:書類に不備があった

「急いで申し込んだら、必要事項の記入漏れがあって審査に落ちました。」

解決策

  • 申込情報は慎重に、正確に記入する
  • 提出前に必ず内容を確認
  • 本人確認書類は有効期限内のものを使用
  • 住所は書類と一致させる

11.2 使いすぎの失敗例と防止策

失敗例5:リボ払いにして支払いが膨らんだ

「月々の支払いを楽にしようとリボ払いにしたら、手数料がどんどん膨らんで総支払額が大変なことになりました。」

解決策

  • リボ払いは原則として使わない
  • 一括払いを基本とする
  • どうしても一括で払えない場合は、2回払いまで(手数料無料のカードが多い)
  • リボ払いの自動設定を解除する

失敗例6:限度額いっぱいまで使ってしまった

「いつでも払えると思って使い続けたら、限度額いっぱいになって支払いが大変でした。」

解決策

  • 利用限度額を低めに設定する(10万円~20万円)
  • 毎日アプリで利用状況をチェック
  • 月の利用額の上限を自分で決める
  • 現金と同じように「使ったお金」という意識を持つ

失敗例7:支払い期日を忘れて延滞してしまった

「口座にお金を入れ忘れて、引き落としができずに延滞してしまいました。」

解決策

  • 引き落とし日の前日に必ず残高を確認
  • スマートフォンのリマインダー機能を活用
  • 給料が入ったら、すぐに引き落とし口座に入金
  • 自動入金サービスを利用(銀行によって提供)
  • 複数の口座に分散せず、1つの口座で管理

11.3 カード選びの失敗例と解決策

失敗例8:年会費有料カードを作ってしまった

「特典に惹かれて年会費有料のカードを作りましたが、特典を活用できず年会費だけ払うことになりました。」

解決策

  • 初めてのカードは年会費無料を選ぶ
  • 年会費有料の場合、特典で元が取れるか計算
  • 年間利用額や特典の利用頻度を考慮
  • まずは無料カードで慣れてから、有料カードを検討

失敗例9:ポイント還元率だけで選んでしまった

「還元率の高さだけで選んだら、自分がよく使うお店では使えなくて意味がありませんでした。」

解決策

  • 自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶ
  • よく使うお店やサービスで還元率が高いカードを選ぶ
  • 複数のカードを比較して、総合的に判断
  • ポイントの使いやすさも重要

11.4 作れなかった場合の代替案

  • 代替案1:家族カードを利用する 親が持つクレジットカードの家族カードを発行してもらう。審査は親の信用情報で行われるため、18歳でも比較的作りやすい。
  • 代替案2:デビットカードから始める クレジットカードの審査に通らない場合、まずはデビットカードで利用実績を積む。信用情報は構築できないが、キャッシュレス決済の練習になる。
  • 代替案3:プリペイドカードを利用する 審査なしで作れるプリペイドカード(Kyash、LINE Payカードなど)を利用する。信用情報の構築はできないが、カード決済の経験を積める。
  • 代替案4:信用情報を改善してから再申込 携帯料金や奨学金の支払いを期日通りに行う・6ヶ月以上経ってから再度申し込む・審査が緩めと言われるカードに申し込む(楽天カード、イオンカードなど)
  • 代替案5:学生専用カードに申し込む 学生の場合、学生専用カードは一般カードより審査が緩い傾向があるため、学生専用カードから始める。

12. おすすめ関連記事・クレジットカード最新キャンペーン紹介

18歳からクレジットカードを作る際に役立つ関連情報とキャンペーンを紹介します。

12.1 最新キャンペーン情報

クレジットカードの新規入会キャンペーンは常に更新されています。ここでは、代表的なキャンペーン例を紹介します。

三井住友カード(NL)のキャンペーン例

  • 新規入会&利用で最大6,000円相当プレゼント
  • 学生限定:対象のサブスク決済で最大10%ポイント還元
  • タッチ決済利用で抽選でポイントプレゼント

JCB CARD Wのキャンペーン例

  • 新規入会で最大10,000円キャッシュバック
  • Amazon利用でポイント最大10.5%還元
  • 家族カード同時入会で追加ボーナス

楽天カードのキャンペーン例

  • 新規入会で5,000~8,000ポイントプレゼント
  • 楽天市場での初回利用でポイント倍増
  • 紹介プログラムで紹介者・被紹介者ともにポイント獲得

イオンカードのキャンペーン例

  • 新規入会で最大5,000ポイントプレゼント
  • イオンシネマ優待券プレゼント
  • Web申込限定の特典

12.2 ポイントサイト経由でさらにお得

クレジットカードの申し込みは、ポイントサイトを経由するとさらにお得になる場合があります。

主なポイントサイト

  • ハピタス
  • モッピー
  • ちょびリッチ
  • ポイントインカム
  • げん玉

ポイントサイト経由での申し込みで、数千円~数万円相当のポイントが獲得できることがあります。ただし、公式キャンペーンと併用できない場合もあるため、必ず確認してください。

12.3 関連する役立つ情報

クレジットカードの賢い使い方

  • ポイント還元率の高いお店での利用
  • 公共料金や携帯料金の支払いでポイント獲得
  • キャッシュレス決済アプリとの連携
  • 海外旅行での活用方法

信用情報について詳しく知る

  • クレジットヒストリーの重要性
  • 信用情報機関(CIC、JICC、KSC)について
  • 信用情報の開示方法
  • 信用情報を傷つけないための注意点

将来のステップアップ

  • ゴールドカードへのアップグレード
  • プラチナカードやブラックカードへの道
  • 複数カードの使い分け方
  • マイルを貯める方法

12.4 公式サイト・比較サイト一覧

主要カード会社の公式サイト

  • 三井住友カード:https://www.smbc-card.com/
  • JCBカード:https://www.jcb.co.jp/
  • 楽天カード:https://www.rakuten-card.co.jp/
  • イオンカード:https://www.aeon.co.jp/card/
  • エポスカード:https://www.eposcard.co.jp/

クレジットカード比較サイト

  • 価格.com クレジットカード
  • カカクコム
  • ポイント探検倶楽部
  • クレジットカードの読みもの

これらのサイトで、最新のキャンペーン情報や口コミ、詳細な比較情報を確認できます。

12.5 安全に利用するための情報源

カード会社の公式情報

  • 各カード会社の公式アプリ
  • 公式ウェブサイトのセキュリティ情報
  • カード会社からのメールマガジン

消費者保護団体の情報

  • 国民生活センター:https://www.kokusen.go.jp/
  • 日本クレジット協会:https://www.j-credit.or.jp/
  • 金融広報中央委員会(知るぽると):https://www.shiruporuto.jp/

これらの情報源から、クレジットカードの安全な使い方やトラブル対処法を学ぶことができます。


まとめ:18歳からのクレジットカードで賢いスタートを

18歳からクレジットカードを持つことは、将来の信用構築と金融リテラシーの向上につながる重要なステップです。本記事で紹介した情報を参考に、以下のポイントを押さえて、賢くクレジットカードを活用しましょう。

重要ポイントのおさらい

  1. 民法改正により18歳から親の同意なしで作れる
    • ただし、カード会社によっては親の同意が必要な場合もある
    • 高校生は原則不可(卒業見込みは一部可)
  2. 早期にクレジットカードを持つメリット
    • 信用情報(クレヒス)を早くから構築できる
    • 学生限定の特典や高還元率を活用できる
    • キャッシュレス決済の習慣が身につく
  3. カード選びのポイント
    • 初めてのカードは年会費無料がおすすめ
    • 自分のライフスタイルに合った還元率を重視
    • 学生向け特典が充実しているカードを選ぶ
  4. 審査に通るためのコツ
    • 正確な情報を申告する
    • 携帯料金や奨学金の延滞をしない
    • 複数同時申込を避ける
    • アルバイト収入でも正直に申告
  5. 安全に使うための心得
    • 利用限度額を低めに設定
    • 一括払いを基本とし、リボ払いは避ける
    • アプリで毎日利用状況をチェック
    • 支払い期日は必ず守る

おすすめカード再確認

総合1位:三井住友カード(NL)

  • 学生向け特典が充実
  • 即日発行可能
  • セキュリティが高い

総合2位:JCB CARD W

  • 39歳以下限定の高還元率
  • Amazonやセブン-イレブンでお得
  • 年会費永年無料

総合3位:楽天カード

  • 楽天経済圏で高還元
  • 審査通過しやすい
  • 入会キャンペーンが充実

最後に

クレジットカードは、正しく使えば生活を便利にし、将来の信用を築く強力なツールです。しかし、使い方を誤れば、借金や信用情報の傷につながるリスクもあります。

18歳からクレジットカードを持つことで、早くから金融リテラシーを高め、お金の管理能力を身につけることができます。本記事で紹介した情報を参考に、自分に最適なクレジットカードを選び、賢く安全に活用してください。

クレジットカードは「魔法のカード」ではなく、「後で必ず支払うお金」であることを忘れず、計画的に利用することが何より重要です。適切な利用と返済を続けることで、将来の住宅ローンや自動車ローン、さらには上位のクレジットカードへのアップグレードなど、様々な場面で有利になります。

18歳からのクレジットカードデビューを、あなたの豊かな金融生活の第一歩としてください。


免責事項

本記事の情報は2025年11月時点のものです。クレジットカードの申込条件、特典、キャンペーン内容などは変更される場合があります。最新の情報は各カード会社の公式サイトでご確認ください。また、クレジットカードの利用は計画的に行い、支払い能力を超える利用は避けてください。