監修:中井 聖(2026年9月26日に確認:三井住友カード・楽天カード・JCB・イオンカード・dカード・エポスカード・セゾンカードの公式ページ(分割払いの案内・手数料表・改定のお知らせ・FAQ)で、24回払いの対応回数・実質年率・100円あたりの手数料・あとから分割の条件・繰り上げ返済の扱いを確認。10万円の例は公式の率から計算)
クレジットカードの24回払いは、主なカード会社なら店頭でもネットでも指定でき、1回払いで買った後から24回に変えることもできます。手数料は会社ごとに違い、利用代金100円あたり13〜20円程度、実質年率で12〜18%です。10万円を24回払いにすると手数料は1万3千〜2万円ほど、月々の支払いは4,700〜5,000円前後になります。この記事では、三井住友カード、楽天カード、JCB、イオンカード、dカード、エポスカード、セゾンカードの公式ページで確認した、24回払いの対応と手数料率、10万円の例、あとから分割の条件、繰り上げ返済の扱いをまとめます。
この記事の内容は、2026年9月26日に各カード会社の公式ページで編集部が確認しました。手数料率は改定されることがあります。JCBは2026年10月1日以降の新規利用分から分割払いの実質年率を18.00%に改定すると発表しています(2026年9月30日までの利用分は改定前の率)。三井住友カードは2025年4月1日に分割払い手数料率を改定しています。
先に結論:主なカード会社の24回払い
| カード会社 | 選べる回数 | 24回払いの手数料 | 10万円を24回払いにした手数料(公式の率で計算) |
|---|---|---|---|
| 三井住友カード | 3・5・6・10・12・15・18・20・24回 | 実質年率17.88%、100円あたり19.68円 | 19,680円(支払総額119,680円、月々約4,987円) |
| 楽天カード | 2・3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回 | 利用時に指定:実質年率15.00%、100円あたり16.32円。あとから分割払いに変更:実質年率17.64% | 16,320円(支払総額116,320円、月々約4,847円) |
| JCB | ショッピング利用後分割払いは3〜60回(電話での申し込みは3〜24回) | 2026年10月1日以降の利用分は実質年率18.00%(それまでは7.92〜15.00%)。金額は公式シミュレーションで確認 | ー |
| イオンカード | 3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36・42・48・60回 | 実質年率12.42%、100円あたり13.44円 | 13,440円(支払総額113,440円、月々約4,727円) |
| dカード | 番号が4980・5302・5334で始まるカード:3〜24回。4363・5344・5365で始まるカード:3〜60回 | 実質年率14.75%、100円あたり16.08円 | 16,080円(支払総額116,080円、月々約4,837円) |
| エポスカード | 3〜36回 | 実質年率18.0%。金額は公式シミュレーションで確認 | ー |
| セゾンカード | カードごとに異なる | 店頭の3回以上の分割はカードごとに手数料と回数が異なる。あとから分割は14回以上の手数料表を公開 | ー |
月々の金額は、利用代金と手数料の合計を24で割った目安です。端数の扱いは会社で違い、dカードは端数を初回または最終回に寄せると案内しています。2回払いは、楽天カード・JCB・セゾンカードが手数料不要と明記しています。楽天カードはApple Storeでの購入の分割払い手数料が0円です。
手数料の見方:実質年率と「100円あたり」
分割払いの手数料は「実質年率」と「利用代金100円あたりの手数料額」の2つで示されます。実際に払う金額を知るには100円あたりの額が便利で、利用代金×(100円あたりの額÷100)が手数料の総額です。三井住友カードの24回払いなら10万円×(19.68÷100)=19,680円、イオンカードなら10万円×(13.44÷100)=13,440円です。同じ24回でも会社によって6千円以上の差が出ます。
回数が増えるほど100円あたりの額は大きくなります。三井住友カードの表では3回2.46円、12回9.84円、24回19.68円、楽天カード(利用時指定)では3回2.04円、12回8.16円、24回16.32円です。24回は12回の約2倍の手数料になるので、月々の負担と手数料総額のどちらを優先するかで回数を決めます。
あとから24回払いに変える条件
- 三井住友カード「あとから分割」:1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで買った1,000円(税込)以上の利用分を3回以上の分割払いに変更できる。Vpassから手続き。
- 楽天カード「あとから分割払い」:1回払いの利用分を3〜36回に変更できる。楽天カードアプリと楽天e-NAVIから手続き。手数料は利用時に指定した場合より高い実質年率17.64%。
- JCB「ショッピング利用後分割払い」:請求額が確定した後でも3〜60回に変更でき、一部の利用分だけの変更も可能。電話での申し込みは3〜24回。毎月20日夜から22日はメンテナンスで登録できない。
- イオンカード「あとから分割払い」:1回払い・ボーナス一括払いの利用分をネットかAEON Payアプリから変更。300円(税込)以上の明細が対象。分割払いは各回の支払額が3,000円以上(手数料除く)から。
- エポスカード「あとから分割」:1回払い・ボーナス一括払いの利用分を3〜36回に変更。支払月の17日頃まで(金融機関により異なる)。実質年率18.0%。
店頭で24回払いを頼めない店でも、後から変更すれば同じ結果になります。ただし楽天カードのように、後から変更すると利用時に指定するより手数料率が高くなる会社があるので、最初から分割にする方が有利な場合があります。
途中でまとめて払える?
JCBは「まとめ払い(繰上返済)を使って支払いを早めると、その分、手数料を抑えることができる」と案内しています。三井住友カードにも「臨時のお支払い」の手続きがあります。余裕ができたら残りをまとめて払うことで、以降の手数料を減らせます。手続き方法と締め切りは各社の会員サイトで確認してください。
24回払いを使う前に見ておくこと
- 分割払いの利用枠。dカードは分割払いの利用枠を、番号が4980・5302・5334で始まるカードは0〜100万円、4363・5344・5365で始まるカードはdカード0〜100万円・GOLD U/GOLD 0〜300万円・PLATINUM 0〜500万円と案内しています。枠を超える分割は指定できません。
- 使えない店・カードがある。イオンカードは一部の加盟店で回数の指定ができない場合や手数料が異なる場合があると案内し、JCBも一部利用できないカード・加盟店があるとしています。dカードはiDでの支払いでは分割を使えません。
- 支払日。JCBとdカードは毎月15日締め・翌月10日払い(金融機関休業日は翌営業日)です。楽天カードの2回払いは翌月27日と翌々月27日です。
- リボ払いとの違い。分割払いは回数と支払総額が最初に決まります。リボ払いは毎月の支払額を一定にする方式で、残高が増えると手数料が増え続けます。楽天カードのリボ払い手数料は実質年率15.00〜17.64%です。
よくある質問
24回払いは審査がありますか
カードの分割払い枠の範囲内なら、買い物ごとの審査はありません。枠は会員サイトで確認できます(dカードは「ご利用可能枠を確認する」から)。枠が足りないと分割を指定できないことがあります。
手数料が一番安いのはどの会社ですか
確認した中では、24回払いの100円あたりの手数料はイオンカードの13.44円が最も低く、次いでdカードの16.08円、楽天カード(利用時指定)の16.32円、三井住友カードの19.68円です。JCBとエポスカードは実質年率18.0%前後で、金額は公式シミュレーションで確認してください。
支払いが遅れるとどうなりますか
引き落とし口座の残高不足で払えないと、カードが使えなくなることがあります。原因の確認と対処は利用承認が得られていませんと出たときの記事にまとめています。カードの選び方はクレジットカードの比較記事を見てください。
