16歳はクレジットカードを作れない|高校生が持てるのは家族カード(海外留学に限る例)・デビット・プリペイド。年齢条件を公式で確認

カードを前に立つ女の子(16歳とクレジットカードの記事)

この記事の編集責任者
中井 聖(SaaS飯)
株式会社アップス 代表取締役社長

株式会社アップス 代表取締役社長。クレジットカード決済を含む決済ページと会員サイトを作れる販売基盤「Apps」を運営し、事業者がカード決済や継続課金を導入する現場に日々関わっています(Appsの累計流通総額は2026年2月に100億円)。Appsクレカナビの運営責任者・編集責任者として記事の企画と確認を担当。監修の範囲と手順は監修者ページに記載しています。

監修:中井 聖(2026年9月26日に確認:法務省(成年年齢18歳、18・19歳は親の同意なしでカード作成の契約が可能)、三井住友カード(NL)の申込対象(満18歳以上・高校生除く)、家族カードの申込対象(生計を共にする配偶者・満18歳以上の子(高校生除く)・両親、本会員が学生なら配偶者のみ)、高校生向け解説(海外留学など渡航先での利用なら中学生除く満15〜18歳も家族カード可、国内のみは不可)、プリペイドの年齢解説(6歳以上・12歳以上など)、楽天カード FAQ 92387(未成年は申込不可、18歳以上は可)、三菱UFJ銀行(デビットは15歳以上・中学生除く)、dカード(プリペイドは12歳以上)、カンム(バンドルカードは13歳以上・未成年は保護者同意、ポチっとチャージは18歳以上)、Kyash 規約(18歳未満は法定代理人の同意)、ライフカード(Vプリカは18歳未満も親権者同意で可)で確認)

16歳はクレジットカードを作れません。民法の成年年齢は2022年4月1日から18歳で、カード会社の申し込み対象も「満18歳以上(高校生を除く)」が基本です(三井住友カード、楽天カード)。16歳の高校生が持てるのは、海外留学など渡航先で使う場合に限って発行される家族カード(三井住友カードの例)、15歳以上で作れるデビットカード(三菱UFJデビットの例)、年齢条件の低いプリペイドカードの3種類です。この記事では、16歳が「作れないもの」と「作れるもの」を各社の公式ページで確認し、それぞれの条件をまとめます。

この記事の内容は、2026年9月26日に法務省、三井住友カード、楽天カード、三菱UFJ銀行、dカード、カンム(バンドルカード)、Kyash、ライフカード(Vプリカ)の公式ページで編集部が確認しました。年齢条件はカードごとに違うので、申し込む前にそのカードのページで確認してください。

先に結論:16歳が持てるカード・持てないカード

種類16歳公式の条件
クレジットカード(本人名義)不可三井住友カード(NL)は「満18歳以上の方(高校生は除く)」。楽天カードは「未成年の方はお申し込みできません。18歳以上の方であればお申し込みいただけます」
家族カード原則不可。海外留学など渡航先で使う場合のみ可(三井住友カード)三井住友カードの家族カードの申し込み対象は「生計を共にする配偶者、満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、ご両親」。海外留学など渡航先で利用する場合は「中学生を除く満15歳〜18歳のお子さま」も発行可能で、国内でのみ利用する場合は受け付けない
デビットカード可(銀行による)三菱UFJデビットは普通預金口座を持つ「15歳以上(中学生を除く)」が申し込める
プリペイドカード可(カードによる)Visaプリペ・かぞくのおさいふ(三井住友カード)は6歳以上、dカード プリペイドは12歳以上(中学生以上)でdアカウントが必要、バンドルカードは13歳以上(未成年は保護者の同意)、Vプリカは18歳未満でも親権者の同意があれば可、Kyashは18歳未満は法定代理人の同意

なぜ16歳はクレジットカードを作れないのか

法務省の説明では、民法の成年年齢には「一人で有効な契約をすることができる年齢」という意味があり、2022年4月1日の引き下げで18歳・19歳は親の同意を得ずにクレジットカードを作るなどの契約ができるようになりました(支払能力の審査の結果、作れないことがあります)。2004年4月2日生まれ以降の人は18歳の誕生日に成年に達します。16歳は未成年で、カード会社も申し込み対象を18歳以上(高校生を除く)としているため、本人名義のクレジットカードは作れません。18歳になっても高校在学中は対象外のカードが多い点は、クレジットカードは何歳から作れるかの記事で各社の条件を並べています。

家族カード:海外留学なら15歳から(三井住友カードの例)

三井住友カードの家族カードの申し込み対象は「生計を共にする配偶者、満18歳以上のお子さま(高校生を除く)、ご両親」で、本会員が学生の場合は配偶者に限られます。ただし同社の解説記事では、海外留学など渡航先で利用する場合は「中学生を除く満15歳〜18歳のお子さま」も家族カードの発行が可能で、国内でのみ利用する場合は受け付けないと明記しています。留学の予定がある16歳は、親が三井住友カードの本会員なら家族カードを検討できます。他社の家族カードの年齢条件は各社のページで確認してください。

デビットカード:15歳以上、口座残高の範囲で使える

三菱UFJデビットは、三菱UFJ銀行の普通預金口座を持つ15歳以上(中学生を除く)の日本国内居住者が申し込めます。使った分が即時に口座から引き落とされるので、後払いにならず、アルバイト代を入れた口座の範囲で使えます。ネットショップのカード払い欄でも使えるのが、プリペイドとの違いの一つです(使えない加盟店もあります)。年齢条件は銀行ごとに違うので、口座のある銀行のデビットのページで確認してください。クレジットカードとの違いはクレジットカードとデビットカードの違いの記事にまとめています。

プリペイドカード:年齢条件と保護者の同意

  • Visaプリペ・かぞくのおさいふ(三井住友カード):6歳以上。三井住友カードの解説では、プリペイドカードには年齢制限や審査が一切ないものから6歳以上・12歳以上のものまであるとしています。
  • dカード プリペイド:12歳以上(中学生以上)でdアカウントを持つ人。
  • バンドルカード:13歳以上(未成年は保護者の同意が必要)。後払いの「ポチっとチャージ」は満18歳以上で、手数料と審査があります。
  • Vプリカ(ライフカード):2022年2月22日から、18歳未満でも親権者の同意があれば利用可能。
  • Kyash:利用規約で、18歳未満は親権者などの法定代理人の同意が必要(申し込みがあれば同意済みとみなす)。

16歳がプリペイドを使うときは、後払い機能(ポチっとチャージなど)が18歳未満には提供されない点と、保護者の同意が前提になっている点を押さえてください。各カードの詳しい条件は中学生でも作れるプリペイドカードの記事で公式の記載を並べています。

よくある質問

親の同意があれば16歳でもクレジットカードを作れますか

作れません。カード会社の申し込み対象が「満18歳以上(高校生を除く)」で、楽天カードは「未成年の方はお申し込みできません」と明記しています。親の同意で作れるのはプリペイドカード(バンドルカード、Vプリカ、Kyashなど)です。

親のカードを借りて使ってもいいですか

クレジットカードは名義人本人しか使えない前提で発行されています。家族が使うための仕組みが家族カードなので、留学などで必要なら家族カードの発行条件を確認してください。国内で使う目的なら、16歳が自分名義で持てるのはデビットかプリペイドです。

18歳の誕生日が来たら高校生でも作れますか

三井住友カード(NL)の申し込み対象は「満18歳以上の方(高校生は除く)」なので、18歳でも高校在学中は対象外です。楽天カードのFAQは「18歳以上の方であればお申し込みいただけます」とし、18歳以上で5年制一貫高校(高等専門学校・看護科等)に在籍している人の入力方法を注記しています。カードごとに扱いが違うので、申し込み対象の記載を確認してください。

確認した情報源(2026年9月26日)