監修:中井 聖(2026年9月26日に確認:WAON(クレジットチャージできるカードの種類、オートチャージ、イオンカードのFAQ:セレクトは不可・ポイント対象外と例外)、nanaco(登録できるカード、事前登録と本人認証、ポイント対象外)、PayPay(PayPayカードのみ・3Dセキュア・取り消し不可)、au PAY(上限と対応カード一覧)、楽天Edy(登録カードからチャージ、楽天カードでポイント、一部Edyカードの制限)の公式ページで確認。モバイルSuicaは取得できず未掲載)
クレジットカードから電子マネーやスマホ決済の残高にチャージできるかどうかは、電子マネー側が「どのカードを受け付けるか」で決まります。PayPay残高はPayPayカードだけ、nanacoはセブンカード・プラスなど発行元のカードだけ、WAONはイオンカードなどWAONと一体になったカードが中心で、au PAYや楽天Edyは他社カードも受け付けます。また、チャージ分にポイントが付くかは別の話で、WAONとnanacoはクレジットチャージ分にポイントを付けません。この記事では、各電子マネーの公式ページに書かれている対応カードとポイントの扱いをまとめます。
この記事の内容は、2026年9月26日にイオン(WAON)、セブン・カードサービス(nanaco)、PayPay、KDDI(au PAY)、楽天Edyの公式ページで編集部が確認しました。対応カードや上限は変わることがあるので、チャージ前に各サービスの案内を見てください。モバイルSuicaは公式ページを自動で取得できなかったため、この記事では扱っていません。
先に結論:電子マネー別に、クレジットカードでチャージできるか
| 電子マネー・残高 | クレジットカードでチャージできるカード(公式) | チャージ分のポイント(公式) |
|---|---|---|
| WAON(イオン) | WAONカードプラス、イオンカード(WAON一体型)、モバイルWAON(イオンカード登録が必要)、JMB WAON(JALカードの登録が必要)、イオンJMBカード、三井住友カードWAON、VJAグループ各社発行のWAONカード、JP BANK カード WAON、吉野家WAON(イオンカードが必要)、Apple PayのWAON。イオンカードセレクトはクレジットチャージ不可(家族カードは可) | クレジットチャージ・オートチャージはWAON POINTの対象外。ただしイオンカードセレクト・イオン銀行キャッシュ+デビット付帯のWAONへのオートチャージは、月間合計に対し200円ごとに1ポイント |
| nanaco(セブン・カードサービス) | nanacoクレジットカード、セブンカード・プラス(一体型・紐付型)、セブンカード・プラス(ゴールド)、セブンカード、セブンカード(ゴールド)。事前登録と本人認証サービスの登録が必要 | nanacoクレジットカード、セブンカードのクレジットチャージはポイント付与の対象外 |
| PayPay残高 | 本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのPayPayカードのみ。チャージ後の取り消し・キャンセルは不可 | 公式ページで確認 |
| au PAY残高 | au PAY カード(月に合計30万円まで)と、au PAY カード以外のクレジットカード(月に合計5万円まで。併用時の上限は月30万円)。他社カードは発行元によって可否があり、セゾン、UC、MUFG、DC、NICOS、TS CUBIC、エポス、楽天、ビュー、オリコなどが対応一覧に載っている | 公式ページで確認。クレジットカードでチャージした残高は送金・出金に使えない |
| 楽天Edy | 楽天会員情報に登録したクレジットカードからチャージできる。ただし一部のEdyカード(Edy番号の上8桁が公式一覧に該当するもの)は楽天カードのみ | 楽天カードからのチャージはチャージするごとにポイントが貯まる。上記の一部のEdyカードはチャージによるポイントなし |
ポイントの二重取り(チャージでカードのポイント、支払いで電子マネーのポイント)を狙う人が多いですが、WAONとnanacoは公式にクレジットチャージ分をポイント対象外としています。チャージでポイントが付くと明記しているのは楽天Edyへの楽天カードチャージなどに限られ、カード会社側でも電子マネーチャージをポイント対象外にする例があります(dカード GOLDの年間ご利用額特典はEdyチャージ・nanacoチャージを累計から除いています)。
WAON:イオンカードセレクトは「オートチャージ」だけ
WAONの公式ページは、クレジットカードでチャージできるカードの種類とチャージ方法(WAONステーション、イオン銀行ATM、モバイルWAONアプリ、iPhone向けWAONステーションアプリ、iAEONアプリ)を案内しています。イオンカードのFAQでは、イオンカードセレクトはクレジットチャージを使えず(家族カードは可)、代わりにイオン銀行口座からのオートチャージができます。オートチャージは、支払い後のWAON残高が設定金額未満になると自動でチャージされる仕組みで、事前の申請が必要です。ポイントは、クレジットチャージ・オートチャージともWAON POINTの対象外ですが、イオンカードセレクトとイオン銀行キャッシュ+デビットのオートチャージだけは月間合計に対し200円ごとに1ポイントが翌月17日以降に付きます。
nanaco:セブンカード・プラスなど発行元のカードだけ
nanacoの公式ページでは、クレジットチャージに登録できるのはnanacoクレジットカード、セブンカード・プラス(一体型・紐付型、ディズニー・デザインを含む)、セブンカード・プラス(ゴールド、一般募集なし)、セブンカード、セブンカード(ゴールド、新規入会なし)です。他社のクレジットカードは登録できません。利用には事前登録と本人認証サービスの登録が必要で、nanacoクレジットカード・セブンカードのクレジットチャージはポイント付与の対象外です。nanacoポイントが貯まるのは買い物での利用分で、当月16日から翌月15日までの累計額に対して加算されます。
PayPay:PayPayカードのみ、3Dセキュア登録が条件
PayPayのヘルプは「PayPay残高にチャージできるクレジットカードは、本人認証サービス(3Dセキュア)を登録済みのPayPayカードのみ」としています。カード会社の画面で本人認証の利用設定をしただけでは完了せず、PayPayアプリの「支払い方法の管理」からカード券面の「本人認証をする」で手続きします。チャージした金額の取り消しやキャンセルはできません。PayPayカードを持っていれば、残高にチャージせずPayPayクレジットとして支払う設定もあります。
au PAY:他社カードも使えるが月5万円まで
au PAYのガイドでは、au PAY カードからは1回1,000〜50,000円・月に合計30万円まで、au PAY カード以外のクレジットカードからは1回1,000〜50,000円・月に合計5万円までチャージでき、併用時の上限は月30万円です。通信料金合算、クレジットカード、au PAY ギフトカードでチャージした残高は送金・出金には使えません。他社カードは発行元ごとに可否が一覧になっていて、セゾンカード、UCカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカード、TS CUBICカード、エポスカード、楽天カード、ビューカード、オリコカードなどが対応として載っています。自分のカードが対応しているかは、この一覧で確認してください。
楽天Edy:楽天カードならチャージでポイント、一部のEdyカードは制限あり
楽天Edyの公式ページでは、Edy-楽天ポイントカードやおサイフケータイのEdyに、現金のほかクレジットカードや楽天ポイント、楽天ペイ残高(楽天キャッシュ)からチャージでき、楽天カードからのチャージならチャージするごとにポイントが貯まると案内しています。ただし一部のEdyカードは、Edy番号(16桁)の上8桁が公式一覧に該当する場合、クレジットカードチャージは楽天カードのみで、チャージによるポイントは付きません。Edyカード裏面の番号で確認できます。なお楽天Edyアプリは新規ダウンロードを停止しており、機種変更時は楽天ペイアプリの楽天Edy機能を使うよう案内されています。
チャージ前に確認すること
- 対応カードかどうか。電子マネー側の一覧に無いカードは登録できません。
- 本人認証(3Dセキュア)の登録。PayPayとnanacoは登録を条件にしています。カード会社側で設定していないと進めません。
- ポイントの扱い。チャージ分は対象外という電子マネーが多く、カード会社側の利用額特典からも除かれることがあります。利用額特典の対象外取引は年間200万円使う人の記事で触れています。
- 上限と取り消し不可。au PAYの月間上限、PayPayのチャージ取り消し不可のように、入れすぎた残高は戻せません。
- 電子マネーとプリペイド・デビットの違い。クレジットカードを持てない場合の代わりは中学生でも作れるプリペイドカードの記事とデビットカードとの違いの記事にまとめています。